家にある「なんてことのない」空間で、息抜きしませんか？

家事や仕事で目まぐるしい毎日。
SNSやテレビを見ていると、自分だけではなく、世の中も常に慌ただしいように思えて余計に疲れてしまう。

たまには何も考えずに、ぼーっとできる場所に行きたいけど、出かけることすら億劫になる日もあるから困ったものだ。
それならいっそ、家の中に息抜きできる場所をつくってしまおうか…。

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家の中にひとつはほしい。「無目的」な癒しの空間

家の中で自由にのびのびと。ちょっとした空間でリラックス

なんてことのない時間を大切にして、ゆとりのある暮らしをしよう

家の中にひとつはほしい。「無目的」な癒しの空間

日光浴できる気持ちのいいベンチを家に

あの部屋は書斎にして、あそこは収納スペースにして…。
苦労して稼いだお金で家づくりをするのなら、なるべく家の隅々まで無駄がないようにしたいもの。

ただ、「ひとつの無駄のない完璧な家を！！！」と、気合を入れた家をつくると盛り込みすぎて、なんだか疲れてしまうような気がする。

もちろん、無駄のない実用的な家は素晴らしいし、暮らしを豊かに楽しくしてくれるだろう。

でも、たまには頑張りたくない日だってある。
なんにもせずに、なんにも考えずに、家でだらーんと横になったり、ただぼーっと頭の中を空っぽにしたり。

道でのんびりと日向ぼっこをするノラネコのように、自然にくつろぐことができる場所がほしい。
わたしが求めるのは、明確さがない“無目的”な場所なのだ。

家の中で自由にのびのびと。ちょっとした空間でリラックス

海しか見えない、海を眺めるためのピロティ

頭の中を空っぽにしたい。
そんなときは、余計なものも、余計な情報もすべてカットしてくれる場所が必要だ。

海しか見えないピロティは、頭の中を空っぽにするのに最適な場所だろう。

ただ、ぼんやりと海を眺めるだけの時間もいいもんだ。

やわらかい日差しが入るインナーバルコニー

ぽかぽかと太陽の光を浴びながら、イスに座ってリラックス。
ここにずっといたら、あまりにも気持ちがよくて、うたた寝してしまうかもしれない。

イスとテーブルを置いたインナーバルコニーがあれば、もうそれで充分だ。
家にいながら開放的な気分になれるのだから。

小さな和室で気ままに過ごす

どんなにこじんまりした空間でも畳があると、身も心も解きほぐされていく気がするからフシギだ。

畳の上で気ままにカラダを動かしたり、見よう見まねの座禅を組んだり。
小上がりの和室にゴロンと横になれば、忙しい日々も忘れてゆっくり過ごすことができるだろう。

カーテンですべてを遮断して自分の世界を

カーテンと窓ガラスの間につくった自分だけの世界。
カーテンを開ければ気軽に現実へと戻ることができる。
現実と夢の狭間のような曖昧で心地よい場所。

ときには、外の世界と自分の世界を切り離す時間も大切だ。
心をリセットして、穏やかな時間を過ごそう。

あるのは白い壁と小さな窓だけ

ふとしたときに使いたくなる。
家の隙間につくった小さなスペース。

あるのは、白い壁と小さな窓だけだ。
壁にもたれかかって目を閉じて、ほんの少しの間だけ息抜きするのもいいだろう。
ときにはコーヒーを飲みながら、しばしの休憩をするのもいいだろう。

家の中で気軽に立ち寄れる癒しの間。

なんてことのない時間を大切にして、ゆとりのある暮らしをしよう

常に頭の中をフル回転していたら、誰だってうんざりしてしまう。

ときには頭を空っぽにして、何も考えない時間は必要だ。
家の中にひとつは使い方を決めていない、身も心もゆる〜くなれる無目的な場所をつくってみるのもいいものだ。
そうすれば、気持ちのONとOFFをうまく切り替えられるようになるのではないだろうか。

なんてことのない場所で過ごす、なんてことのない時間は、暮らしにゆとりを与えてくれる。

あなたも曖昧で心地よい場所で、ゆったりとした時間を過ごしてみませんか？
家の中にあるなんでもない空間が、暮らしを楽しくしてくれるかもしれませんよ。