2015年07月22日更新

インテリア(壁/床)

【下り壁】を上手に使って、ドアをつけずに空間を区切ろう!

大空間には憧れるけれど、そうそう広い空間も取れないのが日本の住宅事情。
限られた面積をドアで細かく分けるよりも、仕切らず広く使いたいですよね。
でも、お客様には「ここからはキッチンや収納スペースですよ(入らないでね)」とわかってほしい・・・
そんな時に役立つのが「下り壁(さがりかべ)」。
下り壁とは、天井側の一部分だけを残し、下の方が開放になっている壁のことです。
ドアをつけなくても、なんとなく「ここから別の部屋なんだな」と区切るのに役立ってくれます。
今回は、そんな下り壁の事例を集めてみました。


大空間をソフトに区切る、LDKの下り壁。

最近の住宅は、LDKが一体となった開放的な間取りが主流になっています。
普段は家族みんなが集まれて、広く使えるのが嬉しいLDKですが、親しいお客様以外にはあまり見られたくないのがダイニングキッチンですよね。
下り壁は、一続きになったリビング、ダイニングキッチンを仕切ってくれます。

葉山の家

子供に目が届き易いLDKは子育て世代には嬉しいもの。
アーチ型の下り壁は、空間のアクセントにもなっています。

世田谷区E・S邸~ARUCO~

区切ることで、より広さを感じられるように。

こちらはいくつもの部屋を下り壁で区切ったもの。
一旦アーチをくぐることで、その先の空間をより広く感じさせます。
別の部屋にいても、一体感があるのではないでしょうか。

善福寺の家

リビングとダイニングを下り壁で区切っています。
実は下り壁になっているのは中央のアーチのみで、両側のアーチは鏡貼り。
手前にある部屋や通路を鏡に映すことで、空間に広がり感を持たせています。

Arches

「ここには入らないでね」とソフトに主張。

下り壁があることで、「ここは別の場所」とお客様に意識させることができます。
家族以外には入ってほしくない場所だということを、それとなく教えてくれます。

Y邸・昔懐かしい昭和時代のレトロな住まい

プライベートスペースとパブリックスペースを分けるのにも役立ちます。

U邸・全面リフォーム!家族が快適に暮せる住まい

空間をかわいらしく演出することも。

アーチ型の下り壁とアールの天井、小窓の組み合わせが可愛い!

善福寺の家

こんな下り壁の使い方もあります。
小さなトンネルのようでわくわくしますね!

simplydesigning.net

出典:simplydesigning.net

いかがでしたか?
「うちもつければよかった~」と思った方、下り壁は後から施工することも可能です。
(ただし、開口部の強度などによっては施工できない場合もありますので、専門家に相談してみてください。)
空間をさりげなく上手に区切ってくれる「下り壁」、ぜひ取り入れてみてください!


この記事を書いた人

Noriko Kanauchiさん

建材からインテリア小物まで、建物に関連することが大好きです。
固定資産税の元になる家屋評価に関わる仕事をしていた経験があります。
知識を生かしてこれから住宅を建築されるかたのお役に立ちたいと思います。

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