2017/03/01更新2like7252view

著者:erito

キッチンまわりのごちゃごちゃを解決!パントリーを有効に計画した事例集

キッチンまわりは調理器具や食料品で散らかりがちなのが悩みの種。新たに新築・リフォームするときは、いつもすっきり片付いていて、人に自慢できるような素敵なキッチンを手に入れたいですよね。今回ご紹介するパントリーはそんなキッチンまわりの悩みを解決してくれる手段の一つ。ここでは有効に活用した事例とともに見ていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

生活スタイルとパントリーの必要性を考える

パントリーとは食納庫のこと。キッチンに隣接して設け、食料品のストックなどを仕舞うのが本来の目的です。「食納庫」と聞くだけで何だか便利そう!欲しい!とキッチンに立つことの多い女性の多くは思います。

欧米ではストック食材のサイズが大きいので、重宝する収納スペースと言えるでしょう。しかし、日本で一般的に売られているストックできる食材のサイズは、欧米ほど大きいものはありません。もし今の生活でそんなにストック品を買う習慣が無いのであれば、パントリーの必要性をもう一度冷静に考えてみてくださいね。その分、リビングやダイニングに本当に必要な収納やスペースを増やせるかもしれません。

大事なのは、不要に設けてしまって結局物置きにしてしまわないことです。(物置きでも良いですが、キッチン奥だと使いづらくなる場合があります)。それにはパントリーのサイズや位置も良く考える必要があります。

すぐ取り出せる場所に配置する

パントリーはキッチンからすぐ物を出し入れできる位置に設けることが基本です。スペースが無いからといって無理な位置に計画してしまうと、移動が面倒で使わなくなってしまいます。調理中などは特に手を離す時間を少しでも短くしたいのでなおさらです。
こちらもキッチンの背面にあるので出し入れしやすそうですね。パントリーとしての用途だけではなく、小物などの収納も兼ねています。壁面いっぱいに設けているので収納力抜群。このようにわざわざ小部屋として計画せずとも、収納スペースをパントリーと兼用する方法もあります。小部屋にしても動線が悪いと先ほども記述したように、本末転倒となってしまいます。

家事室と隣接・兼用させる

案外かさばる家庭の書類。放っておくとすぐに溜まってしまうクセモノです。そんな書類たちを整理するコツは、きちんと仕舞う場所を家事スペースとして用意してあげること。家事スペースはキッチン近くであればなおのこと便利です。

こちらはキッチンのバックスペースをパントリーと家事スペースとし、さらに洗面所にまで動線をつなげています。家事は洗濯しながら料理、料理しながら片付けというように、”ながら作業”も多くあちこち移動します。そのため、このように回遊性を持たせると移動が少なくてすみ大変便利です。
パントリーの一角に家事室を設ける方法もあります。ここならキッチンの近くなのでちょっとした家事の合間に書類を整理できるだけではなく、ママ以外の家族があまり立ち寄らないスペースなので、子どもの絵本やパパの雑誌などと混在せず、より見やすくより整理しやすくなります。そして、つかの間の休息もここでこっそりとれそうです。

動線を良くする

先ほどの例でも動線の良いパントリーに触れました。こちらの事例は、キッチン奥がパントリー、さらにパントリーから外部へつながっています。ウォークインタイプのパントリーが外へと通じていれば、ゴミを出すときや買い出しのときなど、他の部屋を通らずにそのまま出入りができるのでとても便利です。
中川龍吾「北烏山の家(庫裏、外断熱の2世帯住宅)」
こちらは玄関からリビング行きとキッチン行き、2つの廊下が設けられています。玄関の先はパントリー、そしてパントリーを抜けるとキッチンへとつながります。お買い物帰りのママもキッチンへ直行できてスムーズです。動線も考慮されたパントリーなら最大限にそのメリットを引き出してくれるでしょう。
GLADDEN「ブルーグレーの家」
このようにいろんなタイプのパントリーがあります。パントリーは無くても生活に影響が生じるというスペースではありませんが、目的を持って使いこなすことで家事や生活にゆとりを与えてくれることは確かです。これからつくるおうちでパントリーの計画を悩まれている方は、パントリーの有無を含め、自分のスタイルに合ったキッチンと収納方法を見つけて下さいね。
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