2016年11月02日更新

おしゃれな部屋事例(キッチン)

家族が一緒に過ごせる! オープンキッチンのすすめ

みなさんにとって、キッチンとはどのような場所でしょうか?料理や食事とは関係のない家庭内のさまざまな活動をキッチンで行うようになり、キッチンの役割は、よりオープンな場所へと広がっています。家族と一緒に楽しく過ごすことができるキッチン。それが、今一番求められているキッチンのかたちではないでしょうか。今回はオープンキッチンについて一緒に考えてみましょう。


キッチンは家族にとってどういう場所ですか?

キッチンをリフォームする時は、まず「キッチンは家族にとってどういう場所なのか」ということを考えましょう。

当たり前ですが、キッチンは料理をするところです。食べ物を保存し、下ごしらえし、調理し、盛り付け、食卓に出すところです。

が、ちょっと待ってください。それだけではありません。

キッチンで食事をすることもあるでしょうし、子供の遊び場・勉強する場になったり、会話を楽しんだり、家族が集まったり、友人をもてなしたりすることもあるでしょう。

Y邸・若い世代の為の和の住まい (アイランドキッチン-右奥はパントリー)

キッチンは人が集まる場所、コミュニケーションを取る場所、
すなわち、たとえ短い時間であっても、家族が一緒に過ごすことができる場所になってきていると思います。

そして、よりコミュニケーションを取りやすくしてくれるキッチンが、オープンキッチンといえるかもしれません。

庭を抱える家 (厨房より食堂を見る。対面キッチンで、全て見渡せる司令塔のような位置づけです。)

狭いスペースでも機能するオープンキッチン

オープンキッチンは広いスペースが必要だと考えられがちです。しかし、必ずしもそうではありません。オープンキッチンの特性を考えれば、限られた狭いスペースでも十分に機能します。

リビングダイニングのエリアの中に、キッチン部分を確保すれば、リビングダイニングキッチンとして機能します。

墨田区 Y・O邸~Primary colors~ (リビング1)

キッチンが無駄なくプランされていれば、この配置には、広さと使いやすさを両立させられ、家族や周囲にいる人達とコミュニケーションがとりやすくなるというメリットがあります。

また、これは中古マンションのリフォームでも使えます。キッチンを仕切る壁(構造体でない場合に限ります)を取り払えば、オープンなキッチンにすることは可能でしょう。

ワイン食堂 (LIVING DINING KITCHEN1)

オープンキッチンのメリット

オープンキッチンには、以下のようなメリットがあります。

・開放感がある。
・壁で仕切られないため視界が広がり、スムーズに動線をとることができる。
・キッチンの上部に吊戸棚を設けず、リビングダイニングの天井と連続させることで、一体感が生まれ、空間を広く感じさせることができる。
・小さなお子さんがいるご家庭では、料理を作りながらお母さんの目が届くところで子供たちを遊ばせることができる。

水回りとWICを1か所にまとめて LDKをゆったりと (キッチン)

オープンキッチンのデメリット

一方で、注意しなくてはならない点もあります。

・いつもきれいにしておかなければならない。
・仕切りがないために臭いや煙、油が部屋中に漏れやすい。
(きちんとした換気フードを設置することが重要。)
・調理や片付けの音が気になる。

好きが詰まったキッチン (kitchen)

オープンキッチンのデメリット解消法

さきほど挙げた注意点を考慮して、キッチンプランを検討するとよいでしょう。

・窓やドアからも風を入れて換気ができるようにキッチンの配置を考えましょう。
・ワークトップがフルフラットであるオープンキッチンにする場合は、すべてが丸見えになってしまうため、キッチンを美しく保つための努力をする。
・すべてが見えてしまうフルフラットのオープンカウンターは、少しハードルが高いという方であれば、手元が隠れる立ち上がりカウンター付きのキッチンがおすすめ。

田園調布の家 (キッチン)

これならダイニングから手元が見えないので、キッチンを多少散らかしても気にならず、目の前の仕事に集中することができます。

座って食事を楽しんでいる家族や友人にとっても、落ち着いた空間となるでしょう。

SOU (リノベーション) (キッチン1)

また、キッチンは家の中でもさまざまな物が存在する場所です。片手鍋から生野菜、乾燥食品、設備器具、洗剤、ペットフード、ゴミ袋まで、ありとあらゆるものがあります。

オープンキッチンにする場合には、どこに何を収納するのか、キッチンの中に収納場所を確保するためにはどうすればいいのかという問題を、計画の始めからよく考える必要があります。

『O・S邸』コンパクトな二世帯住宅 (クールな黒タイルのキッチン)

日常的に使う物をあえて見せることで美しく表現できたとき、オープンキッチンにして成功したと言えるのではないでしょうか。

また、新しいキッチンへとリフォームすることの最大のメリットは、大切に保管していながら全く使う予定がない物たちを、思い切って捨てるチャンスが得られることにあると思います。

環境抜群のメゾネットを東欧風インテリアを楽しむ空間に (ダイニングキッチン)

さまざまなデメリットを考慮に入れても、開放的なオープンキッチンは家の中心となる場所です。

キッチンを囲んで家族が集まり、会話を楽しみ、一緒に食事の用意をし、座って食事をとり、後片付けができるという、家族みんなが一緒に過ごせる場所です。

そんな楽しいオープンキッチンを作ってみませんか?

この記事を書いた人

Mayflowerさん

本と絵と素敵なものが好きな主婦です。只今、育児の真っ最中。一児の母、一級建築士。

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