2017/09/22更新2like5579view

著者:莉緒

今からしっかり考えよう!老後を意識した家づくりのポイント

今年の内閣府の発表によると、総人口に占める65歳以上の高齢者の割合(高齢化率)は26.7%とされています。これによれば、日本人の4人に1人以上が高齢者ということになりますね。

長寿が珍しくない現代。自分が高齢者になったときに、どこでどんな風に暮らしたいのか、若いうちから考えて、備えておくことも大切なのではないでしょうか。

そこで今回は、高齢になっても自宅で快適に暮らせる工夫についてご紹介します。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

老化は足元から!段差をなくして転ばない配慮を

高齢者でなくても、ちょっとした段差でつまずくことは珍しくありませんよね。高齢者の場合は、段差でつまずき転倒することで骨折してしまうこともあります。室内の床は、できるだけフラットにしておくと安心です。
齊藤 巧「三条市S様邸バリアフリー工事」

水まわりはゆとりを持たせて

お風呂やトイレなどの水まわりも段差があったり、狭かったりすると何かと不便です。たとえば車椅子で生活することになったとしても、空間を広くとり、トイレと洗面所、バスルームがひとつづきになっていれば移動もラクちんですね。
山本嘉寛建築設計事務所 yyaa「彩ちゃんの家〜大きな吹き抜けサロンのあるバリアフリー対応住宅【大阪市】」

スロープなら車椅子や杖でもラクラク!

玄関ポーチに階段がある家は珍しくありません。もし将来、杖が必要になったり、車椅子で生活するようになった場合、その階段が思わぬ障害になります。道路と玄関に高低差がある場合には階段ではなく、緩やかなスロープを設けるのも良いでしょう。

積極的に外の空気に触れられる工夫

寝たきりとまではいかなくても足腰が弱くなったり、体力が落ちてくると外出するのが困難になるかもしれません。そんな時でもこんな広々としたウッドデッキがあれば、心地よい外の空気に触れることができますね。

階段を使わなくていい生活がおすすめ

高齢になると元気な方でも階段の上り下りは億劫になるそうです。足腰に痛みがあったり、車椅子生活だったら尚更ですよね。老後を見据えた家を建てるなら、平屋がおすすめですよ。

マンションでの老後も快適に

平屋と同じく、マンションを終の棲家としてリノベーションするのもおすすめです。壁を取り払い、広々としたワンルームにすれば生活動線が短くてすみます。
まだまだ老後のことなんて…と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、老いは確実に誰にでも訪れるものです。快適な老後を送るためには、元気なうちからコツコツと備えたり、心づもりだけでもしておくことが肝心なのではないでしょうか。
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