料理研究家・太田みおが、10年住んだフルリノベ中古マンションから注文住宅への住み替えを決意。夢のマイホームの完成までの実録を、隔週でご紹介しています。今回は、キッチンのタイル使いについてクローズアップします。
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インテリア性も、機能性も妥協したくない
キッチン空間のイメージを、固める
ワークトップと床材
背面の壁にもタイルを張る
コンロ周りにもタイルを使う
インテリア性も、機能性も妥協したくない
料理家であり、母でもある私が1日中過ごす場所、キッチン。もっともこだわりたい場所です。
わが家の中心ですから、インテリアとしてもとても重要になります。
ただ、キッチンという場所はどうしても、水、油、食材を扱うので、汚れやすいですよね。心地よい家を維持するためには、清潔であることは大切。インテリア性にこだわりつつ、機能性も重要になってきます。
キッチン空間のイメージを、固める
目指すキッチンイメージは、
「清潔感があり、シンプルでミニマルな洗練されたデザインでありながら、ほんのりとあたたかみも感じられる空間。
掃除のしやすさ、強度、耐熱性、耐水性などの点で機能性も高いキッチン」
です。
ワークトップと床材
キッチンのワークトップは、高級感がありながらも強度・耐水性・耐熱性も優れている、クオーツエンジニアストーンの白色を使いたいと考えています。
収納扉板は、ホワイトアッシュ系をイメージ。
床材は、グレー系の天然石タイルか、自然石調のセラミックタイルを狙っています。
最近は高級ホテルの床材としても採用されているセラミックタイルは、天然石よりも強度があり、吸水性も低く、掃除がしやすいという利点があります。
大判のものもたくさん出ているため、目地が少なくてすむならば、それも掃除しやすい理由になります。
ただ、硬さは少し心配。床に長時間立って作業する場所なので、硬い床だと足腰に負担がかかると言われています。
また、冬場はひんやりと冷たくなるので、履き物は必須になりますね。まあそれはよしとしましょう。
背面の壁にもタイルを張る
背面には収納棚カウンターと、吊り戸棚を付けたいと考えています。
こちらも扉板はホワイトアッシュ、天板はクオーツエンジニアストーンの白。壁面は、白いタイルを張り、目地も白にしたいです。
壁面タイルの素材感は、つるっとしたサブウェイタイルよりは、あたたかみが感じられる白いブリックタイルをイメージしています。
↓こんな感じの白いブリックタイルを、背面収納の壁に張りたい!
コンロ周りにもタイルを使う
もうひとつこだわりたいのは、調理場であるガスコンロの近く。ここの壁面もタイルにしたいと考えています。
現在住んでいるリノベマンションは、コンロの真横の壁が天然石なので、まったく掃除いらずで本当にラク。
SUVACOでキッチン事例を眺めていても、たいていコンロ横はタイル!
掃除がしやすいこと、熱い鍋など熱に耐えうるものであることは必須です。
個性的なタイル使いが印象に残ったキッチン事例。楽しくタイル選びをされたのが伝わってきます。
機能性が高く、そしてさまざまな素材感やデザイン、色から選べるタイル。
キッチンでは、ワークトップや床、壁面など、さまざまなところに取り入れることができます。取り入れ方を工夫すれば、効果的にキッチンインテリアのアクセントになったり、全体的な雰囲気づくりに貢献してくれるでしょう。
これからショールームを回ったりサンプルを取り寄せたりしながら、具体的なタイルを選んでいくのが楽しみです。