生活のシーンに合わせて、気軽に間取りを変えられたら便利ですよね。そんなとき収納と間仕切りの機能を併せ持つ、可動式収納家具を使えば大掛かりなリフォームをせず、間取りを変えることができます。今回は、可動式収納家具を上手に取り入れた事例をご紹介します。
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子供の成長に合わせてレイアウトを変える
広々ワンルームを自在にレイアウト
ヘッドボードの裏側は…
子供の成長に合わせてレイアウトを変える
可動式収納家具は、成長に合わせてレイアウトを変えられることから、子供部屋に取り入れられる例が多く見られます。
幼い子供たちが使用する子供部屋。
間仕切り壁を設置せず、可動式収納棚でゆるやかにそれぞれの領域をつくり出しています。
また、将来それぞれの個室をつくることを見据えて、各部屋への採光が可能な位置に窓を設置しています。
3人の男の子が共用する18畳の子供部屋には、ベッド、勉強机、収納が一体となった造作家具を置き、それぞれのスペースをつくっています。
成長してプライベート空間が必要になった場合には、ベッド下の入り口部分にカーテンを取り付けたり、それぞれの配置を変えることで対応可能です。
広々ワンルームを自在にレイアウト
リノベーションで、既存の間仕切壁やドアなどを解体撤去したワンルーム。
キャスター付きの収納家具で空間を仕切っています。
キッチン周辺に置けば、ダイニングスペースとキッチンスペースをつくり出し、ベッド周辺に置けば、寝室とリビングをつくり出す…。
気分や季節、またはゲストを招いたり、仕事に集中したりといった生活シーンに合わせて、フレキシブルに間取りを変えられます。
独立型キッチンと和室を取り払って、1つの部屋にリノベーションしました。
壁一面には本棚を設置。手前には、可動式家具を置いて、ワークスペース・くつろぎスペース・キッズスペースと3つの空間に分けています。
子供が小さいうちは、目の届く範囲で遊んでいてもらいたいもの。可動式家具で空間を仕切れば、家族みんながお互いの気配を感じながら、それぞれの時間を過ごすことができます。
いずれキッズスペースが不要になったときにも、家具の移動によって家族のスタイルに合わせた空間をつくり出せます。
ヘッドボードの裏側は…
ヘッドボードの裏側が、衣類の収納スペースになっています。
可動が簡単ではないかもしれませんが、自立をすることができるので、レイアウトも工夫が出来そう。
ライフスタイルは、その時や場面によって変化します。可動式収納家具を取り入れれば、さまざまなシチュエーションに沿った空間をつくり出すことができ、柔軟にライフスタイルの変化に対応します。今回ご紹介したアイデアを参考に、気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか。