2017/05/09更新2like17686view

著者:niwatori*

今人気の「ルーバー」!おしゃれで機能的な使い方

住まいにとって大きな窓は、太陽の光や爽やかな風を室内に取り込んでくれる重要な存在です。しかし夏は日差しが強すぎたり、外出時や夜は防犯が気になります。そんな時におすすめなのがルーバー。光や風の調節、防犯に役立つと同時に、見た目にもお洒落なものも多く人気を集めています。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

多機能なルーバー

ルーバーとは、枠組みの中に細長い板(羽板)を縦または横に一定幅の隙間を空けながら平行に組んだもの。羽板の角度によって雨や埃・人の視線を遮断したり、光や風を透過できるため、室内外、さまざまな場所で使われています。

似たもので「鎧戸」や「ガラリ」というものがありますが、開口部に取り付ける場合、枠ごとに開閉できるものを鎧戸、開閉できずはめ殺しになっているものをガラリと言います。

建具に取り入れるルーバー

ルーバーの建具は収納扉としてよく使用されます。中は見えないのにルーバーのおかげで風通しが良くなるので、湿気を嫌う物や場所の収納にはぴったりです。

視線を遮る

玄関とキッチンを壁ではなくルーバーで仕切っています。ルーバーにすることで開放的になり、玄関口からの風がキッチンまで通り抜け、通気性もよくなります。ルーバーで程よく視線が遮られるのもいいですね。

光を反射させる

中庭に面したリビングの天井にルーバーをはしらせています。ハイサイドから木製のルーバーを通して柔らかい光が入り、リビングを優しく照らしています。
石張りの壁、木製ルーバーとフローリング、自然素材がふんだんに使われた温かみのある空間です。

ゆるやかに仕切る

リビングとダイニングの仕切りをルーバーにするケースもあります。家族との目線は遮らずに、広いリビングをゆるやかに仕切る役割になっています。

可動式ルーバーでゆとりの空間

リビングとダイニングの間に可動式ルーバーの引戸を取り付けました。羽板を閉じると完全に間仕切り壁となり、開くと適度に光や風・視線が透過され、リビングとダイニングに一体感が生まれます。

ルーバーで覆い尽くす

住宅密集地の戸建てリノベーション。外部をルーバーで仕切ることで、外からの視線を遮りながらも、自然光が入る開放感な空間に。
また庭の一部をルーバーで囲われた縁側のようなスペースにすることで、インナーテラスのような寛ぎの空間ができました。ルーバーを取り入れて、密集地でも光の入る広々とした空間に仕上がった実例です。

サンルームにも最適

日当たりのいい位置にルーバーのサンルームを設けると、直射日光を適度に遮りながら、風通しも良く、いろいろな用途で使える空間になります。洗濯物を干しても周囲の視線が気にならず、防犯面でも役立ちます。

ガラスルーバー

ルーバーは木のイメージが強いですが、半透明のガラスルーバーをファサードに使用した事例。木とは全く違う雰囲気になり、透過性のあるガラスはさらに光と風を通します。ガラスルーバーでつくられた半屋外空間によって、プライバシーに配慮しつつも内部と外部の境界に適度な開放感を与えています。
光・風・視線を適度に透過し遮断するルーバー。多機能で防犯にも優れ、なおかつおしゃれ!さまざまな場面で活躍してくれるルーバーを是非使いこなしたいですね!
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