2015/10/02更新0like7080view

著者:MS513

光源の種類と特色

照明器具として成り立つには絶対的に必要な光源。
就寝時に本を読むため用意した電気スタンドの電球が切れていたとしたら?
暗い場所で本を読むという目的を達成することができませんね。
そこで、日常生活に欠かせない身近な光源の種類と特色をご紹介します。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

人工光源は2種類に分けられる

光源とは漢字で示すように「光」の「源」ですね。
「自然光源」である太陽と白熱球やLEDなど「人工光源」に分けられます。
人工光源も電球を主体とする”熱放射”と、蛍光管やLEDなどの”ルミネセンス”に分別されています。
田中豊次「大徳寺の家」

かつての主役、白熱電球

白熱電球は、イギリスのジョセフスワンが特許を取得しました。
その後、アメリカのエジソンが実用化したことは有名です。
安価で温かみのある色調。点灯に時間が掛からないことから現在でも使われていますね。
ハロゲン電球も低価格の自動車用ヘッドランプとして採用され続けています。
発熱が多く消費電力の割りに暗く効率が良くありませんが、演色性が良く調光ができるので、シャンデリアなどにも多く用いられています。

潜水艦の照明として活躍した蛍光ランプ

蛍光管は1938年、アメリカGE社のインマン技師が発明しました。
国内では、昭和16年に東芝より売り出されました。
前年の昭和15年には、法隆寺の壁画写し取りと崩れた壁の修復する際に利用されました。
また、昭和15年以降の潜水艦にも太陽の代用としての期待から蛍光管が使われています。
蛍光管型のLEDが普及し置き換わりつつありますが、まだ多くの場所で活躍しています。

ヘッドランプでお馴染み。省電力、高輝度のHIDランプ

前述の電球でも触れましたが、自動車のヘッドランプとして採用例が多くなりました。
HIDは高輝度放電ランプとも呼ばれています。
メタルハライドランプ、高圧水銀ランプ、高圧ナトリウムランプの総称です。
高効率で経済的であること、演色性が良いことも利点として挙げられます。
学校の体育館など、公共施設でも多く使われます。

日本の技術で開発された長寿命、高効率のLED

LEDは1960年から1990年代にかけて赤、黄、緑、青、白の順番で開発されました。
発光ダイオードとも呼ばれ、文字通り半導体素子であるダイオードの種類に分別されます。
大きさ、色供に複数の種類があります。
現在は、蛍光管型電球型として既存の照明器具に使用できるものが販売されています。
当初は高額でしたが、次第に価格も下がり採用数も増加傾向にあります。
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