プチプラ雑貨だけでもここまでできる！夢のクリスマス・デコレーション

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池袋で13年、小さなカフェ「lamp」を切り盛りしています。

クリスマスは好きですか。私は、大好きです。とはいえクリスチャンではありませんし、あのなんともいえない年末の感じが大好きな、単なるお祭り人間だというだけなのですが。

気がつけば街にはカラフルなイルミネーション。透明な乾いた空気にひときわキラキラ光ります。
日に日に寒さが増すこの時期、室内で過ごす時間がより愛おしくなりますね。

これまでの連載でお話しさせていただいているカフェ開業までの道のり。あともう少しで完成！……なのですが、今回はちょこっとお休みして、この時期ならではのお話をさせていただこうと思います。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

昔から、クリスマスはやっぱり特別。

lampのクリスマスは？

手作りのオーナメントこそ、クリスマス！

昔から、クリスマスはやっぱり特別。

クリスマスが好きなのには訳があります。

寒い冬の夜。家族が集まり、ささやかなご馳走やケーキを並べて、これから来るお正月にもなんとなく思いを馳せながら過ごしていた幼少期。ちょうど冬休みも始まったばかりで、サンタさんからの新しいプレゼントも届いたばかり。子供にとって、これほどまでに幸せな時間はそうそうありませんよね。

cafe*lamp

その印象が強いため、大人になってからも、クリスマスといえば「大切な人たちと過ごす特別な時間」という思いに変わりはありません。温かみのあるオーナメントや雑貨たちは、いやでも気分が高まります。

私が経営するカフェlampのクリスマス雑貨たちは、ほとんどがとってもお安いものばかり。手づくりのものもたくさんあります。お金をかけなくても、楽しく温かな演出は必ずできます！大切なのは、愛情を注ぐこと。人にも、物にもです。

cafe*lamp

lampのクリスマスは？

そんな「クリスマス愛」甚だしい私が、自分のお店の飾り付けをするとどうなるか……さぞかし豪華なデコレーションが施されるのではと思いきや、意外とあっさり(笑)。

12月が近づくと、そわそわ。そして1日から、lampのクリスマスが始まります。
とはいえ、先ほどもお話ししたように大掛かりなものではなく、窓の飾りを手作りのオーナメントに付け替えて、ドアには手作りリースとガーランド。

そして「毎年これを見ると年末だなーって思います」と言われるIKEAのこのトナカイを外に出し、部屋の中にもクリスマス関係の雑貨をちょこっとちりばめて、おしまいです。

ちなみにこの子はセールで199円でした！思いっきりクリスマスグッズの予定が、なぜかお正月っぽいと言われることが多いので、この時期は小さなリースを結びつけてあげています。クリスマスが終わるとリースを外し、毎年お正月の7日まで頑張って登場してもらっています。

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ツリーは店内が狭くなってしまうので出さないことにしているのですが、以前作家さんたちとクリスマスのワークショップをやった時には、訪れていただいたお客様に自由にオーナメントを作っていただき、一つずつ飾っていくイベントを開催したことがあります。
その時の写真、ものすごく探したのですが出てこなくて残念……

代わりに、藁で作ったトナカイの置物を。ワイヤーと藁がうまく組み合わせて作られています。

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手作りのオーナメントこそ、クリスマス！

毎年ほとんど変わらないクリスマスの飾りつけ。私にとっては、桃の節句にお雛様を出すような、そんな感覚です。

こちらのオーナメントは、100円ショップで売っていた厚手のフエルトのコースターに糸を通して自分で作ったもの。開店した年から12年間。毎年必ず登場しています。

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クリスマス大好きな私ですが、かといってあまりにも「クリスマス全開！」という感じにもしたくなくて。「いつもと変わらない場所」であることもカフェの大切な要素だと思っているので、お客様にさりげなくクリスマスを感じていただくこれくらいがちょうどいいかなと思っています。

店内のBGMも基本的にはいつも通りジャズやボサノバがメインですが、これでクリスマスソングをかけたりすると、驚くほどクリスマス感がでるから不思議。BGMを利用した空間作りのお話も、近いうちにさせていただければと思います。

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この時期、動物がさらに増える店内(笑)。ストーブの温かな炎とあいまって、ほっこりしていただけるような空間であればいいなと思っております。

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クリスマスが終わるとあっという間に年末が来て、新しい年を迎える準備が始まります。
家族をはじめとする大切な人たちの顔を思い浮かべながら「良いお年を！」という言葉が響き合うこの時期が、一年で一番好きな時期かもしれません。

今年はSUVACOのライターとしてのお仕事をさせていただけることになった記念すべき最初の年。こうして連載を持たせていただき、カフェ以外でたくさんの方々に触れ合える機会をいただいたことにとても感謝しております。

皆様もどうか良いお年を！来年もまた、よろしくお願い致します。