2016/03/17更新0like5549view

著者:klug

インテリアの主役になる"階段"のある家

1階から2階へ、2階から3階へと上がったり下がったり...。玄関から見える階段、リビングから見える階段。さまざまな間取りがありますが、家の中でいちばんたくさんの表情が見える場所が「階段」ではないでしょうか。

一段、また一段と上がるたびに「ああ、こんなこともあったな」と思い出が蘇る。
置きっぱなしのランドセル、家族の笑い声、四季折々の風景など、階段にまつわる思い出は意外にもたくさんあるもの。ただ、上階へと上がる通路ではなく、インテリアの一部としてこだわるオーナーが増えているのは、ノスタルジックな記憶によるものかもしれません。そんなインテリアの主役になる階段がある家をご紹介します。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

家族の笑い声が響くリビング階段

リビングから上階に続く階段は、毎日家族が行き来するだけでなく、たくさんの表情が垣間見られる場所です。子供の成長を見守ったり、仕事にでかける夫や妻の様子など、ただリビングを通る・・・それだけのことですが、そこから会話が生まれ、家族の絆を深めます。

そんな家族の笑い声が響く階段の事例を集めてみました。
佐藤正彦「A2-house「shell house」」
リビングダイニングから続く木製スケルトン階段。上下階とも階段の正面に窓があるので、四季の移り変わりを存分に感じることができます。
森清敏/川村奈津子「玉川上水の家」
スケルトンタイプの階段は、窓の景色はもちろん、家族の様子や話い声が階下から響きます。
こちらはリビングだけでなくテラスにも面していて、子供が遊ぶ様子やガーデニング、バーベキューホームパーティーなど、楽しい思い出が次々と増えていきそうです。

螺旋階段がリズム感溢れるリビングを演出

くるくると支柱の周りを回るリズム感が心地いい螺旋階段。
デザインもさることながらスペースを取らないため、狭小住宅や三階建て住宅でも取り入れることが多い階段です。
その秀逸なデザインをインテリアの主役として捉え、空間美を追求するオーナーも。白い床や壁と同じ、白い階段で上階へとつなぎ、流れるような曲線がドラマチックな階段です。デザイン性の高い椅子をさりげなく配置し、アートのような空間が生まれました。

螺旋階段の魅力はまだまだ拡がります。
筒井紀博「akari庵」

少しの段差から生まれるステップフロアと空間美

リビングから数段、小上がり的な要素を持つステップフロア。その数段の階段があることで、空間に拡がりと奥行きが生まれます。

窓をたくさん設けることで、光が降り注ぐ明るいリビングへ。高い位置に窓を設置することで、プライバシーも守れます。
松井哲哉 / 村田知子「燕居 swallow house」
コンクリート打ちっ放しのモダンなリビングは、数段の階段により、一部屋でありながら別の部屋のような印象を与えます。大きくくり抜かれた壁のデザインや照明の陰影で、立体的で雰囲気のあるリビングです。
上階と下階をつなぐのが本来の階段の役割ですが、デザインや仕様によってはインテリアの主役になれる可能性を秘めています。ぜひ、家づくりの参考にしてみてください。
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