2016年01月29日更新

リフォーム・リノベーション(HOW TO)

ペットと共存する家〜2016年は空前の猫ブーム!!

最近ジワジワと人気が高まっているペットが「猫」。
「最近、猫を飼いはじめた」という方や、お友達がいる方も多いのではないでしょうか。

今までペットの代名詞といえば「犬」でしたが、ここ数年でそんなペット事情が変わりつつあります。
5年前には200万頭もあった飼い犬と飼い猫の差が、2015年には30万頭にまで縮まったというのです(ペットフード協会調べ)。確かに、猫は散歩の必要もなく、昼間飼い主がいなくてもストレスを溜めにくい、鳴き声が響かないなど住宅事情のほかにも、共働き夫婦の増加や高齢化に伴うライフスタイル事情が大きく関係しているようです。また、甘える時はとことんまで、気が乗らない時はそっ気ない自由で気ままな猫の魅力に癒され、ハマってしまったという人も少なくありません。

そんな猫の魅力にハマってしまったオーナーたちの「ペットと共存する家」をご紹介します。


猫と暮らす環境づくり

猫に限らず、動物と共に暮らすということは、それなりの準備と覚悟が必要です。猫を飼っている飼い主さんによると、猫を飼う時のポイントは「生活環境」「食事」「猫との接し方」「健康維持」の4つです。ここでは「生活環境」を中心にご紹介していきます。

猫を飼う環境に欠かせないのが家づくり。飼い猫の多くは、室内で飼われていることが多いので、ストレスを溜めない、危険から守るための環境作りが不可欠です。

猫と共存する家

猫ちゃんはキャットウォークがお好き!?

キャットウォークとは、天井に近いような高い場所にある猫の通り道のこと。
そう、猫ちゃんは高いところが大好き。

そんな猫の特性を存分に理解した「猫と共存する家」は、シンプルモダンな内装とシックなインテリアが魅力。戸建のリノベーションにより、猫と暮らす空間を手に入れた事例です。

リノベーション前は、人間と猫の生活動線の境界線が混雑していたというから驚き。とてもスタイリッシュにリノベーションされ、猫の遊び場があるような印象を受けませんが、家中の所々にお互いが暮らしやすく共存する工夫が施されています。

猫と共存する家 (ステップ)

よく見ると、リビングの天井に幾つものフレームが。そこから見える猫ちゃんの姿は、まるで一枚の絵のようです。どこから顔を出すのかわからない意外性と、くるくると変わる表情の愛くるしさを同時に感じることができます。建築家が狙った「詩的な空間」が生活の中に生まれ、想い出として刻まれていきます。

窓辺を独り占め!猫ちゃん専用のパーソナルスペース

人と猫だけでなく、犬も共存する家の事例です。
すでに飼われていた猫が犬を気にしないで移動できるように、テレビ台と収納棚を造りつけ、既存のキャットウォークに登れるようステップを造作しています。採光用に取り付けられた窓は、猫専用のビューポイント。日向ぼっこができる猫ちゃんのパーソナル空間になっています。

K邸 / 猫と犬が共存するためのリフォーム

猫4匹と家族3人が住む築70年の古民家のリフォーム事例です。猫専用のペット部屋には、柱やキャットウォーク、縁側風のパーソナルスペースなど、猫たちが安心して過ごせる空間を設えています。

iesaka house

犬や他の動物、お子さんが誕生したり、親御さんとの同居など、猫を飼い始めた後に家族が増えるケースも十分に考えられます。警戒心が強い猫にとって、新しい家族や環境の変化はかなりのストレス。安心できるパーソナルなスペースを用意したりと前もって準備をしてあげることも必要です。

インテリアとの融合!猫の遊び場を違和感なく取り入れよう

足場板を使ったウォールシェルフが印象的なナチュラルなリビング。でもよくみると窓辺のウォールシェルフには猫ちゃんの姿が♪ リフォームしたリビングは、ご夫婦の好みのテイストが存分に活かされつつ、猫にとっても居心地のいい空間へと生まれ変わりました。

リフォーム・リノベーション会社:株式会社 空間社「猫の遊び場とインテリアが一体化。 夫婦と姉妹猫が仲良く暮らす家 - NECODOMA -」(SUVACO掲載)

マンションの場合は特にさまざまな工夫を凝らし、ストレスを軽減してあげることが不可欠です。ベランダからの転落、隣家への侵入、鉢植えの誤食など、猫ちゃんを危険から守るのも飼い主の重要な務めです。

戸建の場合、猫にとって最も楽しい遊び場が階段。
そんな2階へと続く階段の横に、さらに猫階段を造りつけてあげた事例です。階段横の空きスペースなら無理なく猫専用のスペースが確保でき、リズム感のある空間が生まれます。黒猫ちゃんが行き交う姿は、白を基調とした壁やインテリアにもとっても映えますね。

オウチ14・ネコと犬と暮らす家

ベッドルームに取り付けられた長いバー状のキャットウォーク。休みながら猫が頭上を通り抜ける様は、飼い主にとっても猫にとっても堪らないですね。

オウチ14・ネコと犬と暮らす家

ご紹介した「猫と共存する家」や「環境づくり」はまだほんの一部。猫ちゃんと楽しく暮らすアイディアは、まだまだ沢山ありそうです。猫ブームだから、可愛いからという理由だけなく、猫の寿命は平均15年。この先、この小さな命と一生例外なく責任をもって共に暮らし、守る覚悟があるかどうかも含め、お互いが幸せに過ごせる「家づくり」を叶えてください。


この記事を書いた人

klugさん

フリーライター。築30年の分譲マンションを昨年リフォームしたばかり。DIYを楽しみながら、夫と娘たち(一人とワンコ一匹)とのユニークな日々を過ごしています。

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