2017/05/09更新0like1918viewyoshikokitchen

要望を形にする基本設計。なかなか決まらない建物のカタチ【私が「キッチンスタジオのある家」に住むまで vol.5】

こんにちは。yoshikokitchen(よしこキッチン)です。前回は土地の売買契約についてと、住宅ローンを組むまでのことをお伝えしました。いよいよ、基本設計に入ります。注文住宅といえば自由な設計が強みですが、いざ始まってみると「自由」を前に頭を抱える日々が続くことになりました。

今思えば、注文住宅を建てるというのは決めることが多く、自由だからこそ悩むことが多かったのかなと分かるんですが、当時はそこまで余裕はありませんでした。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

設計スケジュールと予算確認の概算

「土地を買ってから2年以内に建物を建てなければいけない」、今回家を建てて初めて知りました。住宅ローンを組む際に条件の一つに入っています。土地の購入が即決だったので設計の時間はゆっくり考えられるのかと思いましたが、どうやら設計スケジュールを長く取ることはできないようです。

注文住宅なので家を建てる前に土地を購入していますが、更地の状態では固定資産税が高く、できれば早めに建物を建てた方が税金の面でもメリットがありました。(実際は、1月1日時点の土地の状態で判断されます)

今回、賃貸併用住宅だったこともあり、スケジュールは賃貸部をいつ貸し始めるかという点からも完成時期を考えていくことになりました。賃貸の客付け(不動産業界でリーシングと呼ばれるものです)を考慮すると、4月の新生活開始前に入居してもらえるのが一番お客さんが多く、決まりやすいとされているからです。

閑散期に建物が竣工すると空室期間が伸びやすく、結果として損失が出てしまうこともあります。

そんなわけで、賃貸部のことを考慮したスケジュールは当初、以下のようになりました。
  基本設計:1ヶ月(2月~3月)
  実施設計:3か月(4月~6月)
  工事(監理):7~8か月(7月~翌1、2月末)
わが家は土地を決める際に、建築士でもある夫がラフプランを頭に描いていたこと、賃貸併用のコンセプトを整理していたこともあり、基本設計の時期を短くして、実施設計で詳細を詰めていくように設計事務所と進めていきました。

工事期間については、世の中の住宅着工数の増減に影響されて、繁忙期は職人不足などにより伸びる傾向にあるそうです。一般に、コスト削減したアパート等では工事が4~5か月で終わってしまうことも多いようですが、今回はそういった職人不足の部分も考慮に入れて、工事の期間は7~8か月と想定しました。

おおよその予算を確認しながら、基本設計で取捨選択をしていく

また、基本設計のタイミングで重要なのは予算の確認です。土地の条件で建ぺい率や容積率、高さ制限が決まっているので、おおよその建物ボリュームをつかみ、基本設計の最初のプランにて、概算費用を算出しました。

私たち(施主)の予算が概算費用の段階で合っているのか確認しながら、建物規模や仕上げのグレード(仕上げ材のコストがどの程度かけられるのか)を判断していくことになります。
ただ、注文住宅を建てるというかなり大きな決断もしていますし、少しでも希望を詰め込んだプランにしていきたいという思いもあり、希望条件等を設計者に伝えていきました。

建築家は、こちらの要望を実現可能なプランとして設計に落とし込んでくれます。要望が叶ったと思ってもメリット・デメリットが出てきますので、その要望が本当に必要かどうか、時には問題提起をして、取捨選択をしながらプランをつめていきました。

確認していくと、いろいろとコストオーバー要因がありそうだったので、予算不足に陥りそうな予感を抱えつつ、実施設計までに妥協できる部分がどこかというのを検討していきました。
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この記事を書いた人

yoshikokitchenさん

フードコーディネーターです。
注文住宅で家を建てました。
キッチンスタジオとして使用可能なキッチン中心の家を作ります。

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