2015年10月29日更新

リフォーム・リノベーション(HOW TO) , 注文住宅(HOW TO)

錠前の基本知識

外出先から家に戻り、最初にすること、といえば「鍵」で「錠」を開けることですね。
もしかしたら、ポストを解錠し、郵便物を出すことが先かも知れません。
そのような「錠」と「鍵」ですが、意外にきちんと区別されていないことも見受けられます。
日常生活において、防犯上なくてはならない役目をもつ「錠前」についてご紹介いたします。


「鍵」と「錠」の区別とは!?

「鍵を開ける」という言葉をお聞きになったことはありませんか?
しかし、正確には「鍵で開ける」という表現が意味合い的に正しいです。

その理由は「鍵」と「錠」の定義にあります。

鍵とは個々の「錠」に適合した形状のツールです。
所有している人が解錠する資格を有すると認識されます。

錠は「鍵」使うことで適合判断を行います。
それにより、開かないよう締まりをする機構を動作させています。

そうした違いによって区別をしています。

fc2.com

出典:fc2.com

鍵の種類 レバータンブラー錠

初期の鍵にはレバータンブラー錠が使われていました。
鍵と言えば、この形状が思い浮かぶ方も多いことでしょう。
今でも昭和初期頃に建てられた建築物でも見ることができます。
しかし、鍵の違いが数十から多くて数百種類となります。
また、構造的にも簡単なために防犯性能はほとんどありません。

kagistar.sblo.jp

出典:kagistar.sblo.jp

鍵の種類 ピンタンブラ方式

紀元前2000年頃に登場したエジプト錠が原型とも呼ばれる方式です。
ピンタンブラの配列により鍵の種類も多く作ることができます。
特に配列を複数にしたタイプは、ディンプルキーとも呼ばれています。
窪みのついた「鍵」である場合は、この方式となります。
ピッキングといった不正解除に強く、現在でも多く採用されています。

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出典:kagi110qq.com

鍵の種類  ディスクタンブラ方式

昭和中頃より普及した方式になります。
ディスクタンブラは、加工がしやすくコストに優れ耐久性が高いのが特徴です。
また、タンブラ自体が1mm程度と薄いので1列に多く搭載できます。
ただし、ピンタンブラに比べてピッキング時に手応えを感じるので防犯性は低くなります。

wikipedia.org

出典:wikipedia.org

ディスクタンブラ方式の進化形、ロータリータンブラー方式

ディスクタンブラ方式と同様、耐久性能とプレス加工方式による製造コストが利点です。
ロッキングバーを介在させ、タンブラに切り欠きを施すなど、不正解除に強い構造です。
鍵の複製時に回せない、抜けないといったトラブルがあるため正確さが求められます。

hokusetu.com

出典:hokusetu.com

サムターンの種類と特徴

錠の室内側に設置されるのがサムターンです。
摘みを回すことで解錠することができます。
外部より穴を開けて細い物を入れてサムターンを回し侵入するケースが多発しました。
現在では、サムターンにボタンを押す、押し込む、着脱といった機能もあります。
鍵にて施錠ができるタイプもあり、大きな穴を開け、手を入れて回すことを防ぎます。

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出典:miwa-lock.co.jp


この記事を書いた人

MS513さん

お洒落なカフェやバーでまったりするのが趣味です。
防犯設備、照明器具、インテリアや雑貨に関心を持っています。

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