2017/05/07更新1like10472viewtonomiya

あると便利な勝手口のメリット&デメリットとおしゃれな実例

勝手口とは、キッチンなどにつくられた玄関以外の出入口のことを指します。戸建てによく見られますが、最近ではその必要性を疑問視する方も増えてきているようです。そこで今回は、勝手口のメリット・デメリット、そして快適な動線づくりのアイデアをご紹介します。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

勝手口とは?

勝手口とは、台所についた出入り口のことです。昔、主婦が自由に(=勝手に)使える部屋という意味合いで台所を「お勝手」と呼んでいました。その部屋についているドアなので「勝手口」と呼ぶようになったようです。

このように一般的にはキッチンについている出入り口を勝手口と呼びますが、ゴミ出しや庭の水やりなど家事の際の出入りを主な目的としています。

最近はキッチン以外の玄関を除いた出入り口も勝手口といわれ、生活動線を考慮したうえで、使い勝手のよい場所に設置されている例がみられます。

勝手口のメリット・デメリット

勝手口のメリットとしてまず挙げられるのは、買い物をした荷物を外から直接キッチンに運び込める点です。逆に、キッチン側からは臭いの気になる生ゴミをすぐに外に出すことができます。

また、壁に囲まれた独立キッチンでも勝手口があることで、採光と通風の確保が可能になるのも魅力のひとつ。

さらに玄関以外の出入口は、いざという時の「非常口」としても機能します。
デメリットは、住まいへの侵入経路が増えるという観点から「防犯性」に不安が生じることが挙げられます。

また、通風がよくなる一方で、季節によっては寒さを感じやすくなることも。積雪・豪雪地域では、雪で扉が開かなくなり、使い物にならなくなることも考えられます。

ほかにも、そもそも玄関とキッチンが隣接した間取りであると、勝手口が形ばかりでデッドスペースとなってしまうことも十分にあり得ます。

間取りやライフスタイル、暮らしている地域の性質なども十分に考慮して、勝手口の要・不要は検討する必要がありそうです。

勝手口をつけてメリットのある生活スタイルは?

生ごみなどニオイの出やすいゴミが多く出るキッチン。ゴミを玄関まで運ぶ際に、ゴミのニオイや汚れが気になることも。勝手口がキッチンについていれば、ゴミをさっと外へ運ぶことができて、気になるニオイや汚れ問題もクリアです。

また、キッチンの裏手に家庭菜園や庭があれば、勝手口は重宝しますよね。靴に土がついていても、お客様が出入りすることもある玄関を汚すことなく、家庭菜園でとれた野菜をそのままキッチンに運ぶことができます。

作業用の汚れた靴もそのまま勝手口に置いておくことができ、見せたくないものと見えていいもの(ウチ・ソト)の役割を玄関と勝手口とで分けられる点もメリットの一つです。

また開閉できるドアが付いているということで、勝手口のある空間の通気性が確保できます。
少しでも土を室内に持ち込みたくないという場合は、勝手口の外に洗い場をつければ、もっとストレスフリーになります。

こちらのお宅では、勝手口に洗い場が二つあり、家庭菜園で採れた野菜の土落としやデッキの掃除などに便利なスロップシンクと、庭の水まきやガーデニングに使い勝手のよい低めのシンクを用途に分けて使えるよう設置しています。
その他にも、家族の使い方を考えてさまざまな勝手口があります。
例えば、汚れて帰ってきた子どもがすぐに手を洗えたり、汚れた服をすぐに洗濯機に入れられるようにと、洗面・洗濯スペースに勝手口をつけるお宅もあります。


こちらは、なんとウォークインクローゼットに勝手口が設けられています。勝手口の黒枠が映えて、シャープな雰囲気に。我が家の生活スタイルだったらどこにあったらいいか、考えてみましょう。

生活効率を高める動線の工夫~快適な勝手口のコツ1~

食材や調味料などは、買いだめをすると重くかさばります。また、生活感を漂わせる買い出し荷物を、玄関先に置いておきたくないという方もいらっしゃるかもしれません。

キッチンとつながる勝手口を、カーポートやガレージに面してつくることで、生活動線の無駄が減り、よりスムーズに買い出しから片づけまでをこなすことができるでしょう。

防犯性を高める工夫~快適な勝手口のコツ2~

防犯性が気になる場合は、採光の確保と外部からの視線の遮断を両立してくれる、すりガラス入りの扉を採用するのがおすすめ。強化ガラスにしておくと、より一層防犯性を高めることができます。

サッシなどにもこだわり、断熱性能への配慮もしておけば冬場の寒さ対策にもつながります。
また、勝手口の外側にセンサーライトを設置するのも効果的です。防犯面だけでなく、薄暗くなった時間帯の出入りも快適にしてくれますよ。

センサーライトは主に、乾電池タイプ・電源タイプ・ソーラータイプの3種類。
なかでも、ソーラータイプは勝手口付近の日当たりが悪いと正常に機能しない恐れがあるため、環境と使い勝手の両面を意識して選ぶとよいでしょう。

キッチン以外につくる~快適な勝手口のコツ3~

勝手口をキッチン以外の場所に設けることで、より暮らしにあった快適な動線をつくり出すこともできます。

たとえば、パントリーや家事室に勝手口を設ければ、生活雑貨の搬入から収納までがスムーズにおこなえますね。
洗面スペースに勝手口をつければ、外からの汚れをサッと洗い流してから室内に入ることができます。

お子さんやペットなどがいる家庭の場合は、泥だらけになって帰ってくることもあるのではないでしょうか?勝手口があれば、玄関を汚してしまう心配もぐっと減りそうです。
勝手口はあると便利ですが、住宅状況がさまざまな昨今、なんとなくつけるのではなくて、なぜつけたいのか、わが家の生活スタイルや立地条件を細かく思い浮かべながら、目的をもって設けたいですね。
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