2016/05/18更新0like3235view

著者:m_sa

なんだかホッっとする五感を楽しませてくれる「和ノイエ」

天然色や天然素材に囲まれて、ゆったりと季節を楽しむ住空間といえば和の家です。
日本には古来より、風土に適した住宅様式が適材適所に多数存在しています。豪雪地帯には雪の重みに耐える合掌造り。高温多湿の日本ならではの風土に適応させるために効果を生む焼杉外装仕上げは、主に西日本で多く見受けられます。最近は減少してきましたが、漆喰の家もまた調湿効果が高く、日本で長らく愛され続けた外装仕上げです。
内装仕上げにおいても漆喰仕上げや珪藻土、板張りの壁や天井、畳敷きなど、自然豊かな素材を五感を楽しませてくれる日本の家。それらの素材は、現在の住空間や現在の生活スタイルにどう寄り添っているのでしょうか?
いくつかの事例をご紹介いたします。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

栗の大木と

栗の大木を柱に採用し、随所に木材をふんだんに使った住宅です。
昔ながらの真壁構法は白壁に木柱が映え、リズミカルな空間を演出します。見せる構造として採用された素材はどれも品があり、また同時に温かみを与えます。
家族の成長とともに、長く大事に育てていきたいと思わせる住宅です。
大沢宏「若葉の家」
栗の木のもつ自由な曲線が室内に柔らかい空気の流れをもたらします。
大沢宏「若葉の家」

日本家屋の大広間のような

大型の木造合成張りを採用し、大空間を可能にした住宅です。
間仕切り戸は日本家屋の襖のように、内部空間全体に広がりや仕様に変化を与えます。小上がりとして設えたれた畳の空間は、家具や仕上げ素材などの違いを超えてもなお、伝統的な日本家屋のもつ静観で安穏な印象を与えます。
岩堀未来「筒の家2」
合板や家具の白色調やモルタル仕上げの床と、淡いい草の風合いが軽やかな雰囲気を作り出しています。
岩堀未来「筒の家2」

陰影を味わう

深い陰影を与える住宅です。
隅々まで白く明るい現代の家と違い、素材感の折り合いで調整する照度が空間に深い陰影をもたらせています。それは実に落ち着いた"和の家"の特徴といえます。

庇の下で

懐の深い庇が、本来の自然との暮らし方を教えてくれるような住宅です。
たっぷりと張り出した庇が屋内外の曖昧な境界を和らげてくれます。自然美溢れる庭先の風景と快適な屋内空間が、美しく組まれた庇の下で調和されています。木々や草木の香りを満喫できる空間です。
上窪哲也建築計画事務所「Y-HOUSE」
上窪哲也建築計画事務所「Y-HOUSE」
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