2018/11/22更新1like963viewrico.y

心地よい眠りを誘う、ベッドルームの照明スタイリング実例集

質のよい睡眠は、その日の疲れを癒し、スッキリとした翌日を迎えるために不可欠なもの。よい睡眠へと導くのは、寝具ばかりではありません。香り、音、光といった空間全体の雰囲気も重要な要素です。なかでも、眠りの質に直結する「光」にフォーカスしてみましょう。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

ベッドルーム照明選びのポイント

そもそも、なぜ夜に眠くなるのでしょうか? 
その理由は、暗さを感じることで分泌が促される「メラトニン」というホルモンが働くためです。
メラトニンの分泌量が安定していると、眠りの質は向上すると言われ、眠る前に強い光を浴びると、脳が昼夜を勘違いしてしまい、メラトニンの分泌が抑制されてしまうといわれています。

そこで肝心なのがベッドルームの照明。照明は、上手に利用すればリラックス効果を高め、よりよい睡眠環境をつくり出すツールでもあります。
よい睡眠のためには、メラトニンの分泌を妨げないことが大切です。柔らかい光の照明や、光源がむき出しになっていない照明がよいでしょう。
また、光が直接当たらないよう、照明を置く位置や光を当てる位置に工夫をするのもポイントです。

上向きに拡散させた柔らかい明かり

「真っ暗では眠れない」「手元や足元が少し見えた方が安心」という方におすすめなのが、光源が上向きの照明。

照明が上を向いているので、身体に直接光が当たりません。また、壁や天井に光が拡散されるため、より膨らみのある柔らかな光で空間を照らすことができます。

このタイプの照明なら、頭上に設置してもまぶしさを感じることが少なく、また比較的コンパクトなタイプが多いので、ベッドルームの面積やベッドの台数に合わせて、個数を調節しやすいというメリットもあります。
上に向かって光を放つという意味では、壁付けだけでなく、床置きの照明にも同様のことがいえるでしょう。
床置きの場合は足元が明るくなるため、夜中にトイレへ行きたいときや、夜間の非常時の安心にもつながります。
COMODO CASA × Re:CASA「4SIDE CASA 中庭のある「ロの字」の邸」

よりミニマルに壁から照らす、壁を照らす

光を壁面に当てるコーニス照明、または光源を壁のくぼみに仕込むタイプのコーブ照明ならば、壁に向かってほのかな明かりを広げてくれます。

この場合も、光が直接身体に当たらず、比較的広範囲を照らすことができます。
照明を設置する高さやベッドとの距離を工夫することで、光量や光が届く範囲の調節も可能です。
ヘッドボード部分につくられたニッチに照明を用いたベッドルーム。

壁自体に照明が組み込まれているので、空間がよりミニマルに感じられるのもこのスタイルの特徴。
横から照らすこの方法なら、ニッチの下部分には、ちょっとした小物を置いたり、ディスプレイを楽しんだりできるのも魅力です。
フリーダムアーキテクツデザイン「CASE 477 | とじる・ひらく」
壁面に向かって光を当てることで、ぼんやりと幻想的な光のふくらみが生まれます。

こちらのお住まいでは、大胆なモダンアートの置かれたベッドボードの下から壁を照らし出すことで、より雰囲気のあるベッドルームとなっています。

アートの強い印象も、壁に広がる柔らかな光が優しく中和しているため、夜の静かな雰囲気と調和がとられています。
このように照明の当て方ひとつで、好みをシーンに合わせて引き立てながらリラックスもできる、良質な環境をつくりだすことができます。

向きを変えられる照明でフレキシブルに

ベッドルームでどのように過ごすかは、人によってそれぞれです。

純粋に眠るための部屋という場合もあれば、勉強や仕事もそこでする場合もあるでしょう。また、ワンルームや1Kといった部屋の中のベッドエリアもあります。

多目的な空間であるならば、それぞれのシーンに合わせて適切な明るさを届けてくれる、照射向き・角度の変更が効く照明を選ぶのも効果的です。


たとえば、こちらのお住まいのように、ライティングレールを天井に付けたスポットライトを採用すれば、ライフスタイルにあった好みの角度に照明を調節しておくことができます。
照明の角度を都度調節するのが面倒な場合は、インテリアのレイアウトを照明角度に合わせて考えるのもよいでしょう。
スタンドライトでも、このように照射角度を自由に変えられるタイプがあります。

スポットライトよりもデザインが豊富なため、インテリアのテイストに合わせやすいのが魅力です。
ライティングレールの設置が難しい賃貸物件でも、スタンドライトなら手軽に取り入れることができますよ。
COMODO CASA × Re:CASA「WITH the PARK」

影で楽しむ、幻想的なベッドルーム

最後は、リラックスできる照明の番外編です。

光には影がつきもの。そんな光と影の生み出す幻想的な世界をベッドルームで楽しむのも素敵です。

そのためには、影をつくるライトシェードにこだわりましょう。この場合も蛍光灯のように強く明るい光ではなく、低いワット数のあたたかみのある電球色を選ぶのがポイントです。
部屋全体に映った網目状の影と深いブルーのアクセントウォールが、まるで海の中を漂っているよう。

ペンダントライトは空間のアクセントにもなるので、インテリアにこだわる方にはおすすめです。
眠る前のひと時だけ影の世界を楽しみたい場合は、これまでにご紹介した他のタイプの照明と組み合わせることで、より快適なベッドルームをつくることができますよ。
質のよい睡眠は、光と密接に関係しています。また、眠る前の時間の過ごし方で照明の選び方は大きく変わります。実例を参考に、自分のライフスタイルに合った、良質な睡眠へ導いてくれる照明スタイリングを見つけてください。
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