2017/12/15更新0like2039viewrela*pooka

またしても床で予想外の展開に!築50年超の木造カフェリノベ〈カフェインテリアに暮らす vol.3〉

カフェ開業を決意し、お金を必死に貯めて、ついに物件取得!その後は改装改装の日々……できるだけ低予算で行うと決めたため、当初の予定どおりにはいかないことも多々あって、悩ましい。しかしそれこそリノベーションの醍醐味!
前回に引き続き、カフェというハコをどうやって作っていったのかをご紹介いたします。今回ものっけから不穏な雰囲気……(笑)

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

またしても、予想外の展開

直感で選んだこの築50年以上の木造物件。カフェにリノベーションをするなら、まずは土台!ということで、床を整えることにしました。

こちらの物件を借りた直後の作りとしては、大まかに二つのスペースに分かれていて、手前はコンクリート打ちっ放しの土間、奥は小上がりになっていて、畳の上にはフローリングカーペットが敷かれていました。

前回お伝えしたように、物件を見て直感で「手前の床はコンクリそのままでテーブル席とカウンター、奥は枕木を敷いてウッディな雰囲気のソファ席だ!」と決め、見積もりをしてもらったのですが、ここで早速つまずきました。手前のコンクリ部分に傾斜があったため、そのまま使用するのは諦め、高さを合わせて、予算を抑えるためにグレーのフローリングシートを貼ったところまでは前回お伝えした通り。
cafe*lamp

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さて、もう一つ困ったことが発生。それもまた、床。
奥は畳を外して板ばりにしようと思っていたのですが、予算がかかりすぎることが判明。当初夢見ていた枕木だなんてもってのほか!!

そこで、大工さんと相談してこちらもフェイクの枕木風フローリングシートを貼ることにしました。これがまたなかなかリアル。奥は特に照明も落としているため、ぱっと見は気がつかないですし、シートだということを伝えても「え?本当に?」という反応。掃除もしやすく、ケアが簡単で、こちらも結果オーライ。何より安い!

時にはこういう妥協も必要。自分の店だから、私が納得すればそれで良いのです。いやほんとに。
cafe*lamp

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押し入れ部分を客席にリノベする

こちらがその、押し入れをリノベーションした席です。
当初、ここはふすまを外し、なにかしらの囲いをして、そのまま普通に倉庫として使おうと思っていました。

でも、思い切って天袋までガバッと外してみたら意外と天井が高い!!なんとも言えない「おこもり感」漂う空間が出現したのです。畳1畳分のスペースとはいえ、天井がそれなりに高いのでそこまでの圧迫感はありません。

突如あらわれたこの空間がすっかりお気に入りになってしまった私。なんとかここをいかすことは出来ないかと考え、行き着いたところはやはり「客席」でした。どんな席にするかはまだその時はわからなかったのですが、とにかく「客席だ!」と。

結局、ここには青いヴィンテージのソファを置くことになりました。いっぷう変わった一人席となるわけですが、そのあたりは次回の家具選びのところで詳しくお話ししたいと思います。
cafe*lamp

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窓の向こうはなにがある?

お店の一番奥にある、懐かしい趣を感じさせるこちらの窓。この窓の奥には、横長に畳約2畳分弱くらいのスペースが広がっているのですが、実はここ、間取り図には載っていなませんでした。なぜかというと「外」だから。
cafe*lamp

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その昔、この窓の向こうは「外」だったそうな。長い歴史の中で、一度は美術学校の購買部だったこともあるというこの物件。その時は、遅刻しそうになった美術学校の生徒さん達がこの窓を開けて、店を突っ切って奥の校舎に駆け込んでいたのだとか。

いつの頃からか周囲が壁と屋根で囲われ、雨風の入ってこない立派な納戸に成長したこのスペース。

実は一番最初に物件を見た時、押入れをそのまま改造して倉庫にしよう思っていた私。しかし先程お話ししたように、リノベの途中で結局客席にしてしまったので、別の倉庫スペースが必要となり、ここを使うことにしたのです。

……「え?最初から倉庫にすれば良かったじゃん!」というあなた。そう、そうですよね。
しかし、これまた一番最初に物件を見た私がひらめいたのは、この窓を全部取り外して、大きなフィックスのガラス窓を入れることだったのです。ですから必然的にここのスペースはいらないものとなります(今考えればなんともったいないことを考えていたのでしょうか。)

いざガラスを入れよう!と決めて、見積もりを聞いてびっくり。これほど大きい一枚ガラスとなると、特注でお願いしなければならないことが判明、完全に予算オーバーです。他にも開閉可能な窓がいくつかあるのですが、それらはすべて現行の窓のサイズでしたので、市販の一枚ガラスでフィックス窓にできたのですが……

ここでめげないのが私です。「それならば、このまま残せばいいじゃないか」と、すぐに方向転換。軽い。

結果、奥のスペースを有効活用でき、なおかつこの窓の味がカフェ全体の雰囲気を作っていると言っても過言ではないほどの存在になってくれました。ああ、お金がなくて良かった笑。
これらの工程を経て、なんとなく、お店っぽくなってきました。やれやれ。
まさに「行き当たりばったり」のカフェ作り。
やっとこさ、箱が完成!さて、この次はいよいよ、家具や食器、照明や雑貨を揃えていきます。
今思い出しても、「もう一回やりたいな」と思うくらい楽しい作業でしたが、それでもやはり問題はつきものなのです。どんな問題が勃発したのか、続きはまた次回で!
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この記事を書いた人

rela*pookaさん

池袋で13年、小さなカフェ「lamp」を切り盛りしています。

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