2015年06月22日更新

おしゃれな部屋事例(バス/トイレ)

知っていると役に立つ!~あなたも欲しくなる、ドラム式洗濯機のメリット~

日本では縦型洗濯機が一般的でしたが、古くから欧米ではドラム式洗濯機が主流でした。
日本の縦型洗濯機は、水平に回して主に水流で洗浄する方式。
ドラム式は、垂直方向に回し持ち上げた洗濯物を下に叩き付ける事によって汚れを落とす方法です。これは、洗濯機がない頃の洗濯の方法から、その様な形になっていったそうです。遥か昔、日本では川に行って洗い流し、欧米では、川の廻りの石などに洗濯物を打ち付けて汚れを落としていたというのを聞いた事があります。

縦型とドラム式の経緯はさておき、最近は日本でも様々なドラム式洗濯機が発売されています。
そのドラム式の種類や特徴を知り、是非あなたの洗濯機の買い替えに役立ててみてください。


ドラム式洗濯機の種類

大きく分けてドラム式に2種類あります。
1つ目は、元祖欧米式ビルトインドラム式洗濯機。
ビルトイン式洗濯機には乾燥機付きとそうでないものがあります。

日本で流通されているドイツやイタリアのメーカーは、少し前までは約6キロ、現在は8キロの洗濯ドラムで、乾燥機付きの場合は、乾燥機を使用する際に洗濯時の半分の容量約3.5キロ分の乾燥が可能です。

洗濯機の大きさは、幅、奥行き共に60センチ程度。高さは80〜85センチです。
これは、ヨーロッパのシステムキッチンの基準の寸法で、ヨーロッパでは、キッチンやそれに繋がる家事スペースユーティリティーに洗濯機を設置している例も少なくありません。
洗濯機の扉は、ほとんどの場合が扉の開きが、同一モデルでは一方向のみの設定です。
洗濯パンを使用せず、給排水は、洗濯機の隣の床から立ち上げる形で設備します。

写真はドイツの事例で、キッチンから繋がる家事コーナに洗濯機が取付けられ、手前側右隣は乾燥機。ドラム式洗濯機で洗濯した後、隣の乾燥機で乾燥する流れになっております。
主流は、洗濯機と乾燥機が別になっているタイプです。

http://baumeister-kuechen.de

出典:http://baumeister-kuechen.de

2つ目は、日本のドラム式洗濯機。
日本のドラム式洗濯機は、ほとんどのメーカー、モデルが乾燥機付きです。
容量もヨーロッパ製よりも大きく、約7キロから10キロくらいまでのラインナップです。それに従い、乾燥機使用時の容量も大きい物では6キロまで使用可能です。

大きさは、幅がサイドの配水管を入れると65センチ程度、奥行きは75センチ弱、高さは1mくらいです。扉の開き方向は、モデルによっては選ぶ事ができ、設置する場所によって便利な開き勝手を選ぶ事ができます。

洗濯パンを使用する場合は、排水は洗濯パンの排水口へ、洗濯パンを使用しない場合は、排水口を床面に配置して、本体から伸びている排水ホースを繋ぎます。
給水は、縦型同様単水栓等に付属の専用金具を使用して接続します。

何と言っても特徴的なのは、ドラムが少し斜めに傾いている事。
これは、洗濯物を入れる際の姿勢の楽さが理由のようです。

T邸・南の風が吹き抜けるカフェリゾート空間

ビルトイン式ドラム洗濯機導入例

早速、実例を見てみましょう。
まずは欧米式のビルトインタイプ。
框の入ったヨーロッパ風の扉とビルトイン式の洗濯機はとても似合います。

ビルトイン洗濯機を右の壁側に配置し、洗面ボウル下の両開きのキャビネット内に配管スペースをとっています。
少しだけ洗濯機の扉が開いているのがお分かりになるかと思いますが、右にヒンジがついていて、左から右に開く様になっています。本来なら、右から左に開く方が便利かもしれませんが、ビルトイン洗濯機では、開き方向を選ぶ事ができません。

パウダールームのある家

こちらは、右壁側に洗濯機を配置したプラン。
扉の表面、カウンターとも洗濯機とほぼ同色のホワイトで統一され、シンプルでクールなイメージになっています。

ですが、先ほどご説明した様に、ビルトイン式の洗濯機の高さは85センチ。
キッチンでは適した高さではありますが、洗面化粧台となると一般的には高めです。小さいお子様がいる場合には、洗面台を使用するにはステップなどが必要になるかと思います。

FLOW

では、小さいお子様がいる場合の実例です。
洗濯機をビルトインするカウンターと洗面ボウルのカウンターを段差を付けて、洗面ボウル位置を下げています。段差はありますが、ビルトインならではの一体感は損なわれません。この事例の場合、吊棚があるので洗面ボウルを使用する際は一段下がっていることで使い勝手がよくなっています。

スキマのある家

日本製ドラム式洗濯機導入例

洗面化粧台の奥側に洗濯パンを配置し、その上に洗濯機を設置。
投入口が高めで、縦型洗濯機とあまり変わらない姿勢で洗濯物を投入する事ができます。

この写真から分かる様に、洗面化粧台の奥行きよりも約15センチ程、出っ張りますので、奥側に配置したこの例は、動線を邪魔する事無くとても良い配置だと思います。

中古住宅 デザインリノベーション

洗濯機と洗面化粧台の奥行きの差が気にならない事例です。
洗濯機の奥行き程度のサイドパネルを 洗濯機スペースの両サイドにパネルを配置しています。洗濯機スペースには、床に洗濯パン、洗濯機上部に吊戸棚を設置して、ビルトイン風にアレンジしています。スッキリとした整頓しやすい空間です。

大容量の収納スペースのある家(リノベーション)

こちらは洗濯パンを使用しない事例です。
洗濯機向かって右手前に排水口があり、そこに排水ホースを繋いでいます。
洗濯機スペースを独立させて、壁で囲みカウンターを乗せて、折り畳んでいるカウンターを起こせばアイロンがけ等の家事のしやすいスペースとなています。

森を望む家

ライフスタイルに合った洗濯機・洗濯スペースを選択する

それぞれ、メリットとデメリットはお分かり頂けましたでしょうか?
あなたの生活に合わせたチョイスで、ドラム式洗濯機はとても活躍する家電機器となります。

最後に縦型よりドラム式を選ぶメリットをお教え致します。
一番のメリットは、ドラム式で洗浄時に使用する水の量がとても少ないという事です。
縦型よりかなり水道代がお安くなる事は、間違いありません。

そして、縦型にも近年導入されている乾燥機機能は、ドラム式の方が遥かに優れています。水平方向の乾燥はしわになりやすく、洗濯物がほぐれにくい(絡まりやすい)ので、乾燥にも時間が掛かります。ドラム式は、上部に放り投げ、ほぐしながら乾燥させるので、しわになりにくく、乾燥も比較的早いです。

早速、導入を検討される事をオススメ致します。


この記事を書いた人

一の瀬かのんさん

趣味の海外旅行では、ホテル滞在を一番の楽しみとして、そこで出会う人々や暮らし、家具や小物を記憶に残して、日々の生活に取り入れています。

最近お気に入りされた事例写真

  • リビング・ダイニング&洋室
  • リビングダイニング
  • エントランスホール
  • 洗面
  • ガラスブロック沿いの動線

知っておきたい家づくりQ&A

その他の住まいの記事カテゴリー一覧

自宅から気軽に質問