2016年12月22日更新

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旗竿地のデメリットをメリットへと変えた住宅実例12選

家を建てる土地を探していると気になってしまうのが旗竿地のような制約がある土地。日当りの悪さなどから敬遠している人も多いのではないでしょうか。しかし、旗竿地だからといって良い家を諦める必要はありません。建築家に任せれば旗竿地でもこんなおしゃれな家が建つんです。今回はその特性を活かして、旗竿地のデメリットをメリットへと変えた住宅事例をご紹介します。


旗竿地ならではのメリットを生かした住宅を!

狭小地・傾斜地のように家を建てる際に制約がつく土地が存在します。その中でも旗竿地は土地の形状だけでなく、日当たり・プライバシーの確保等、考慮しなければならない点の多い土地といえます。

旗竿地に建つお家は通りから見えるのは玄関アプローチ部分とお家の一部のみだからこそ、通りがかりの人がチラっと見えただけで気になってしまうようなおしゃれなお家にしたいですよね。

そこで今回は、旗竿地ならではの工夫をこらし素敵な住まいを実現させた事例を12件ご紹介します。こんなお家が建つなら旗竿地だからといって土地選びで敬遠することはないですね。

オレンジのような土地を旗竿地と呼びます

オレンジのような土地を旗竿地と呼びます

高さのある木塀でプライベート感を演出!

旗竿地の”竿”部分の両側を黒色の木塀として、落ち着いた印象のアプローチに仕上げました。すっぽりと区切る形で作られたアプローチはプライベート感満載!
旗竿地の場合、竿部分をアプローチとして活用する事例が多く見受けられます。

オウチ25・インナーバルコニーの家

建築家 石川淳

石川淳

建築家

白を基調にイエ型のシンプルで飽きのこないデザインとハコ型のハコノオウチを作っています。 性能や環境といったキーワードが溢れていますが、それらを満たすのは住宅としては当然のことです。 そんなことよりも、好きなデザインの洋服を着ると素敵な気分になるように、素敵なデザインの家で暮らす生活はとても豊かな気持ちになるものです。 そのような住宅を作りたいと考えています。

ゆとりの空間を生み出して光を取り込む

こちらも竿部分をアプローチに活用しています。植栽により、森の遊歩道のようなアプローチになっています。

杉並区H邸 (アプローチ)

竿部分からつながる部分に大きく開放的なスペースを配置。庭として楽しめる一方、玄関スペースもゆとりの広さを確保しています。旗竿地というと暗く狭いイメージをお持ちの方も多いと思いますが、方角によってはゆとりの空間が生まれる土地なのです。

杉並区H邸

建築家 SUR都市建築事務所

SUR都市建築事務所

建築家

住宅設計の作業とは、クライアントにとっての世界でたったひとつだけの住まいをつくるお手伝いと考えています。できあがった住宅にはクライアントの顔が見えてほしいものです。二兎を追うもの一兎を得ずといいますが、私たちの事務所は三兎を追っています。建物としての性能も、使い勝手のよさも、心地よい空間もどれも大切です。その三要素のバランスをとりながら、コストパフォーマンスのよい住宅をつくることが設計のポイントだと思います。

黒と白の使い分けで一体感を感じる完全分離二世帯住宅

旗竿地に建つ完全二世帯住宅です。外側の黒壁は二世帯共用のエントランスになっています。目隠しにもなりますし、完全分離二世帯住宅ながら家族としての一体感を感じる造りになっています。

光と風を共有する家 (旗竿側から見た外観)

外階段は上階の玄関につながっています。背の高い黒壁で囲い、黒と白で外と内側の色を分けることにより、二世帯住宅ながら同じ家に入るという感覚を演出しています。全面道路の場合、圧迫感を感じる造りでも旗竿地ではそれを最小限に抑えることができます。

光と風を共有する家

建築家 津野恵美子

津野恵美子

建築家

猫はそのとき一番心地よい場所を見つけ出す天才です.季節・天候・気分によって移り変わっていく最適な場所を,本能的に発見し自分の場所にしています.その能力は大いに見習いたいと思いつつ,お施主さんが常にお気に入りの場所を発見し続けられるような,ポテンシャルのある家を作りたいと思っています.

旗竿地でも景観を楽しめる!

建物の建たない竿部分に大きな開口部を。目の前の公園を見ることができるように作られました。旗竿地でも景観を楽しむことができるように考えられた住宅です。

町田M-旗竿の空をみるリビングと緑を臨むインナーテラス (外観)

住宅密接地の旗竿地の場合、光の取り入れ方も課題の一つです。
こちらでは2階にリビングをつくり、ハイサイドサッシを採用することで周囲の視線を気にせずに光と風を取り込ことができるようになりました。

町田M-旗竿の空をみるリビングと緑を臨むインナーテラス

建築家 一條美賀 + 一條太郎

一條美賀 + 一條太郎

建築家

こだわりを大切に。住まうことが楽しく自慢できる快適住宅をつくっていきたいと思っています。 快適な環境を取り込むのはもちろん、車、アウトドア、AV、犬猫との暮らしなど、家に対する施主のこだわりや敷地環境を十分に理解し、楽しむ拠点となる住まいをライフスタイルも含めて提案します。まずは住まいに対する思いをじっくりと聞かせてください。

閉じることで生まれる新たな”間”

プライバシーの確保に重点を置いたこの住宅では、外からの視界を遮るために大きな塀をつくりました。その塀により竿部分からさらに続く路地空間が作り出されました。

「草津の家」旗竿地・中間領域・坪庭 (外観)

路地空間に向かって大きく開口を設け、視線を気にすることのない開放感が得られ、さらに内と外の中間領域として佇むこのスペースは空間に奥行をもたらしています。

「草津の家」旗竿地・中間領域・坪庭

建築家 ALTS DESIGN OFFICE

ALTS DESIGN OFFICE

建築家

- 私たちは”デザイン”を通して 世の中を豊かにします - 私たちはデザインをすることが好きで日々デザインすることを楽しんでいます。 このデザインという手法を使い、世の中を少しでも豊かにできればと思っています。 人が自然と感じる心地よさや豊かさをデザインによって形を表現できれば、世の中はすごく楽しくなるのではないでしょうか…? 私たちは、ただ単に綺麗なモノや斬新なモノを世の中に打ち出すのではなく 皆さまの想い・家族との繋がり・人生観、その場所の心地よさ、人とモノとの関係性… さまざまな視点・観点からクライアント一人一人にぴったり合う“アイディア”を見つけ出しコンセプト化しています。 私たちは、クライアント一人一人に寄り添い・対話し、クライアントに合ったコンセプトを提案することがそこに住まう・訪れる人々の 思い描く心地よさ・豊かさを形にすることができ、日々の暮らしをよりよいものに変化させることができると思っています。 私たちの”アイディア”によってつくり出されるデザインは、人と人・人とモノ とのストーリーを生み出し その人・そのモノの本質に迫る“デザイン”だと考えています。 私たちはこうした“デザイン”を通して、世の中を少しでも豊かにできればと思っています。 オフィシャルブログ http://alts-design.com/blog/

庭ごと囲んで開放的な暮らしを実現する

庭ごと外壁で囲み、周囲の視線を意識しない暮らしが実現しました。

『春風の家』中庭を外玄関に!光を取り込む住まい (中庭入口)

外玄関を入ると、ゆるやかにつながる土間が広がっています。外観からは想像できないほど開放的な空間ですね。

『春風の家』中庭を外玄関に!光を取り込む住まい

建築家 樋口 章

樋口 章

建築家

住む人が本質的な部分で生き生きと暮らせる空間、心を刺激し、時には力を与え安らぎを与えてくれる場所を造りたいと思っています。住まい手どうしの関係を空間としてどう関係付けるか、光や風、緑など自然との関係をどう考えるか、空間を構成する素材の強さ、弱さ、優しさ、暖かさ、冷たさなどをどう活かすかを考えます。

旗竿地の特性を活かしてオリジナルハウスを!

竿部分にエントランスを設け、旗竿地の特性を活かした住宅をつくりました。奥行のある玄関スペースは趣のある空間になっています。

デザイン住宅外観いろいろ

建築家 石川淳

石川淳

建築家

白を基調にイエ型のシンプルで飽きのこないデザインとハコ型のハコノオウチを作っています。 性能や環境といったキーワードが溢れていますが、それらを満たすのは住宅としては当然のことです。 そんなことよりも、好きなデザインの洋服を着ると素敵な気分になるように、素敵なデザインの家で暮らす生活はとても豊かな気持ちになるものです。 そのような住宅を作りたいと考えています。

旗竿地でも内部はこんなに開放的

都心の住宅街に建つこちらのお家。シンプルなエントランスですね。

HouseT (外観)

中はこのようになっています。本棚の棚板のような床が複層的に配置されていて、生活の中で様々な景色が展開します。通りからは想像出来ない、面白いお家ですよね。

HouseT

建築家 篠崎弘之

篠崎弘之

建築家

そこに住まう人それぞれに、新しい価値観を創造できる住宅をつくります そこに住まう人にとって快適で豊かな世界を一から創りだすこと、それが新しい価値観を、様々な関係性をつくる一歩だと考えています。そして、それがそこに住まう人だけではなく、その環境や文化に将来にわたってつながっていくことを目指しています これまでわたしたちが慣れ親しんできた価値や関係性を再考し、「これからのひとと環境にとって豊かな場所」を新しく築きあうことができたらと考えています

実家を囲む旗竿地の住まい

実家の周りをL字型に囲む旗竿地に建つこちらのお家は、実家の立派なお庭を共有するような形で建てられています。エントランスはシンプルなコンクリート床です。

『津幡町の家2』共有庭に面した屋外リビングのある住まい (庭-ライトアップ)

建築家 福田康紀

福田康紀

建築家

家づくりは対話の積み重ねです。同じ価値観を共有できるパートナーと何でも話し合い信頼関係を築いていくことが大切だと考えています。古くからの友人、知人のような関係で共に家づくりを楽しみたいと思っています。

旗竿地かつ制約の多い土地に建つ住宅

こちらのお家は、旗竿地かつ建ぺい率40%、容積率80%というとても厳しい条件の土地に建てられました。

セキュリティを考慮して、通りからは窓や玄関ドアが見えないように設計されています。

旗竿地のコートハウス (外観)

建築家 三浦尚人

三浦尚人

建築家

意匠(デザイン)・機能性・住み心地の良さ(快適性)という三つのバランスを取りつつ、「自分達(クライアント)らしさ」を大切にして敷地と周辺環境の特徴を生かし、光の取り入れ方、風の抜け方、外部空間をどう取り込むかを重視した住まいづくりを心掛けています。

夜景が美しいモダンなお家

さいたま市の旗竿地に建つお家です。通風や採光を考えて、大きな開口をもつLDKを3階にもってきています。

土呂N邸 (外観夜景)

広々とした3階のLDKからは、周囲の景色を見渡すことができます。これなら、旗竿地特有の日当りや通風の悪さを心配する必要がないですね。

土呂N邸

建築家 藤田 征樹

藤田 征樹

建築家

都市・住宅密集地などでも周辺環境を紐解いて快適な住まいを作ることを得意としています。中庭や縁側といった屋外空間を室内に取り込んで光と風に溢れた住空間を実現します。

周囲になじんだイエ型のお家

古くからの住宅街で長年住み継がれてきた旗竿地に建つお家です。周囲の環境に考慮し、外壁の色を周囲の家に合わせています。そうすることで、昔からこの場所にあったかのような懐かしい雰囲気を醸し出すお家に仕上がりました。

architype イエガタのいえ

建築家 鍵谷啓太 / 井上佐和子

鍵谷啓太 / 井上佐和子

建築家

大阪の設計事務所です。新築戸建の他に、リノベーションにも力を入れています。

専門家を選ぶ前に、相談できる無料サービスもあります

SUVACOでは、住まいに対する要望をお聞きして、その人・家族に合った建築家・リフォーム・リノベーション会社をご紹介する無料サービスをやっています。

インターネットでもお電話でも相談できます。住宅業界での経験が豊富な専任アドバイザーが、どの企業にも寄らない中立的な立場から、ご要望に応じた依頼先を提案します。もちろん提案されたからといって、その会社に決めないといけないということも全くありませんので、まずはお気軽にご相談ください。


この記事を書いた人

20061123snsmさん

すっきりと、丁寧に。そんな暮らしをめざして、おしゃれで居心地のいい空間を探求中です。

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