2015年11月25日更新

リフォーム・リノベーション(HOW TO) , 注文住宅(HOW TO)

知ってて損はない!~家庭で使われる電気の話~

電気は日常生活において必要不可欠であり、重要なライフラインです。
例えば、水道も高層マンションへ水を供給するには電力を必要とします。
そこで今回は、家庭における配電についてお話をしたいと思います。


かつての配電方式 単層2線式

日本の住宅では長らくの間、『単層2線式」という方式が用いられていました。
電圧線と接地された無電圧の線(アース線)の各1本の2本を電線・ケーブルを使い電力を供給する低圧配電方式で、家庭用の配電として一般的でした。
現在でも古民家でこうした配電を見ることができますが、30Aまでしか引き込めないことや200Vの家電製品が使用できないことから1980年代以降より使われなくなりました。

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出典:exblog.jp

現在の配電方式 単相3線式

90年代以降、主流となったのがこの「単相3線式」です。
単相交流電力を3本の電線やケーブルによって供給する低圧配電方式で、50kVA以下の配電線や引込み線など低い容量の配電に適していることから住宅の配電形式として使われるようになりました。
100Vに加え、200Vの電圧を供給できるようになったことが大きな特徴です。
200Vは元々商業施設などに供給されており、一般向けの電圧ではありませんでした。
しかし、電力消費の増加に加えて家電製品の中でも、エアコンや電気温水器など200V対応の商品が増えたことが普及した要因と言えます。

S邸

電力の引き込み方式

受電するには、電力会社が所有する電線より引き込む必要があります。
方式は3タイプあり、架空引き込み、地中引き込み、架空と地中の併用による引き込みがあります。
架空引き込みは、電柱より個々の住宅へ電力を供給する方法で一般的に使われています。
架空線が道路を跨ぐことから、通行の妨げにならないよう高い位置に引き込まれ、電力量計は見やすい位置に設置されます。
地中引き込みは、引込み線を地中に埋めることにより断線のリスクを抑えられ安全であり、架空線がないことから景観を損なわない利点があります。
しかし、工事費用が高額となるために一般住宅ではあまり採用されていません。
架空と地中の併用による引き込み方法は、敷地内に引き込み柱を設置して電柱より架空線を引き込み、住宅までは地中にケーブルを埋めて電力を供給する方法で、電線で住宅の外観を損なうことなく、地中引き込み方法よりも工事費用を抑えられる利点があります。
家を建てられる際には周囲の景観も考慮しながら、架空引き込み、若しくは架空と地中の併用引き込みを選択されると良いです。

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出典:sitifukuzin.com

自然エネルギーによる発電との併用

最近の住宅ではソーラーパネルや風力発電機を設置されることも多くなりました。
特に太陽光発電を売りにしているケースもありますが、導入される際にはメリット、デメリットをしっかりと把握することが大切です。
しかし、停電時においてはこうした発電システムは有効であり、導入を検討される場合にはリスクや売電による収支バランスも考慮しながら専門の方と相談をしてみましょう。

『Ka-house』家を巡る楽しさのある二世帯住宅


この記事を書いた人

MS513さん

お洒落なカフェやバーでまったりするのが趣味です。
防犯設備、照明器具、インテリアや雑貨に関心を持っています。

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