2020/08/22更新3like36016view

著者:Meru

土間リビングの魅力がわかる実例とメリット・注意点

玄関などの土足のまま上がれる場所に用いられる「土間」は、昔から日本に伝わる建築の一つです。最近はそんな土間を現代風にアレンジした使い方に注目が集まっています。中でも土間リビングは、土間を大胆に生活スペースに取り入れたアイディアで、現代らしい活用方法の1つです。では、実際の土間リビングにはどんな魅力があるのかを探ってみましょう。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

土間リビングとは?どんなメリットがあるの

内と外をつなぎ、おおらかに人を迎え入れる、魅力のある土間空間。特に、玄関土間は現代の住宅にも多くみられるようになりました。
最近では、リビングに土間を取り入れる住まいも増えつつあります。子供の遊び場や趣味を楽しむ多目的なスペース、水や汚れに強く汚れが気にならない、夏場が涼しい空間。その時々のライフスタイルや、家族構成に合わせてフレキシブルに楽しめることも魅力のひとつです。

土間リビングは、きっと豊かな家時間を過ごすことができますが、一方で注意点も。屋内でありながら屋外に近いので、冬はとても寒く、埃なども入りやすくなりがちです。また、空間を分けるようになるので、せっかくの広い空間に段差が生まれ、分断された印象になってしまうかも。
でも、その段差を上手く利用して、ベンチのように腰をかけることができるようにしたり、床暖房にしてこまめに掃除をしたり、上手にライフスタイルに取り入れることができたら、最高の土間リビングに!

土間リビングと広場がつづく、まるで非日常空間

大きなリビング土間が特徴の住まい。
ファミリーエントランスや内と外リビング土間、それに続く広場まであったりと、恵まれた広い敷地を最大限に活用。まるで、週末別荘のような住まいになりました。

コンクリートのリビングで男前インテリア

コンクリートで出来た土間リビングは、ざっくりとした男前な雰囲気のインテリアを演出するのにぴったりです。床は左手にある玄関と同じ高さで作られていますが、靴はちゃんと脱いで上がるようになっています。

ワンフロアを使い分け

ダイニングにはフローリングを採用し、リビングは土間仕様にしている例です。同じフロアでも床の素材を変えることで、明確な境界線を持たせることが出来ます。こうすることで奥行が出て部屋が広く見える効果が生まれます。
宝建設「土間リビングの家」

趣味を楽しむ土間リビング

趣味のバイクを室内で楽しみたいという旦那さんのために作られたのが、部屋の一部を土間にした土間リビングです。これなら自転車やバイクを室内に持ち込むことができるので、ゆっくりとメンテナンスに勤しむことができます。

サンルームを兼ねた土間

こちらのリビングの吹き抜け部分にはサンルームを兼ねた土間があります。日当たりがいいので植物を置くのにもぴったりですし、屋内でありながら外にいるかのような気分も味わえます。
谷村 茂「リビングに吹き抜け土間のある家」

ワンちゃんの足に優しい土間

大切な家族であるペットのために土間リビングにしたという事例もあります。フローリングは滑るので犬の足には良くないと言われていますが、岩を素材とした天然スレート貼りの土間はワンちゃんの足にも優しいそうです。
三浦正博「土間のある家」

薪ストーブを置くのに活躍

災害時などにも活躍できることで人気を集めつつある薪ストーブですが、床に灰や木くずが落ちることも多いので、掃除には気を遣います。しかし、土間リビングならホウキで掃くこともできるので掃除がしやすいという利点があります。

テラスとの一体感

地面と同じ高さの床であることが特徴の土間リビングは、大きな窓を開け放つことによって外のテラスと空間が繋がります。こうすることでこれ以上ない開放感や、野外との一体感を得ることができます。

土間リビングに流れる、穏やかな時間

素材やデザインにこだわった、他にはないオリジナル空間にするためにリノベーション。
ご主人の趣味である彫刻制作のために、土間リビングをプラン。壁面は珪藻土、床は磁器質タイル、天井は断熱塗料をDIYで仕上げて、家族の雰囲気とピッタリの、優しく穏やかな空間になりました。

土間とつながる、ほっこりリビング

敷地の形状を活かして、斜めの壁をもうけた変形三角形の家。
冬はとても冷え込む地域のため、南側からたくさん光を取り込めるようにプラン。玄関からの、通り土間とつながる一段下げたほっこり土間リビングは、「人をダメにするクッション」で、ゴロゴロする予定だそう。

高架下倉庫リノベーションの土間リビング

高架下にある建築資材倉庫をフルリノベーション。
海外インテリアのような、天井高や空間の余白を意識してプランした、SOHOとしてのセカンドハウスです。開口が大きく光がたっぷり室内に入るので、土間リビングの真ん中に床を掘って大きなグリーンを植えています。

自然と好きな家具にかこまれた、土間リビング

まわりに、立派な庭園や果樹園のある恵まれた立地。
格子壁によって、ほどよく視線をさえぎってプライバシーを確保。室内にも、風や自然光、眩しい緑を借景として室内に取り込んでいます。土間リビングと好きな家具に囲まれて、最高!

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