2015年12月29日更新

インテリア(その他)

空間の境界をつくる「戸」を知る。

家を構成し大きな役割を持つ壁、そして、人が行き来するために必要な開口部。
その開口部には、外と内を繋ぐ「戸」が設置されます。
ある時は人の往来を制限し、またある時は風雨から住む人を守る戸。
今回は、そんな役割を持つ「戸」についてお話をしたいと思います。


戸の役割

戸は建具の一つになり、設置場所によって役目が異なります。
「外部と室内の境界」、「室内と室内の境界」、それぞれに要求される性能があります。

室内を隔てる戸であれば、耐久性能はさほど要求されませんが、外部に接するドアは、日光に晒されたり、雨に打たれたり、場合によっては侵入を試みる者が破壊行為を行う可能性すらあることからも高い耐久性が求められます。

次の項目では、使用する場所の戸が要求される性能についてお話をします。

Mハウス

設置される戸の求められる性能

玄関戸から見ていきましょう。
玄関戸は、人目に触れることからもデザイン性が必要となります。
また、前述のように風雨に強く、防犯性能の他にもプライバシー確保のための目隠しとしての機能も必要になります。同じく外部と接する勝手口は、玄関戸に比べ、人目に付かない場所に設置するためにデザイン性はあまり必要としませんが、耐候性、防犯性が必要になります。

人目に付かない場所に設置することが多い勝手口は、空き巣など侵入者に狙われやすいことから、多重ロック、防犯ガラスの採用といった性能強化をお勧めします。

リビングはお客様を迎えることもあるだけに、部屋を明るく見せるための採光と温度を維持するための断熱性、遮音性や開閉時の安全性が必要になります。

寝室は、防音やプライバシー確保のため遮光タイプ。
子供部屋は採光が取れ開閉が安全であることが求められますが、防音性能は幼少期の子供が使う部屋の場合注意が必要です。小さい子供の場合は騒いだりすることから、あまり音が洩れないようにという理由で防音にする方もいますが、1人にした場合に行動把握がしづらくなってしまうというデメリットがあります。

和室には襖を使いますが、機能面よりも質感や模様などデザイン面が重視されます。
しかし、和室の寝室とする場合は前述と同様に防音性能が求められます。

浴室やトイレといった水周りは換気が行えるだけでなく、耐水性、清掃に薬品を使用することから薬剤に強いことも必要な機能となります。

京都市Tn邸

部屋に適した戸を設置する

使用箇所によって、求められる性能が異なることをご理解いただけましたでしょうか。
外部と接する窓と戸は、家族や財産を守る役目もあることから高い性能が要求されます。
ぜひ、デザインと供に機能性にも比較検討されてください。

nr邸・アンティークな家具たちが映えるお部屋に


この記事を書いた人

MS513さん

お洒落なカフェやバーでまったりするのが趣味です。
防犯設備、照明器具、インテリアや雑貨に関心を持っています。

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