2016年10月17日更新

おしゃれな部屋事例(玄関)

魅力を再発見!現代の家に土間を作る意味とは?

最近は土間の便利さが見直され、住まいの一部に土間を作るケースが増えています。とはいえ、土間は屋内と屋外の中間的なスペースですから、メリットもあればデメリットもあります。それらの点を正しく理解して、土間のよさを最大限に活かす使い方をしましょう。


土間とは?どんな意味があるの?

土間とは、屋内のスペースのうち、床や畳を敷いていない部分のことです。昔の民家では、畳や床を敷く部屋だけが一段高くなっていて、玄関や台所などは履物を履いたまま作業できるスペースになっていました。ですから、もともとは屋内の作業スペース的な意味を持った空間として作られていました。

土間は名前の通りそのまま土を固めて作られることもありましたが、三和土(たたき)という漆喰を固めた素材できれいに仕上げることもありました。現代の土間は、玄関の延長になっているケースも多く、三和土やコンクリート仕上げの他に、タイル、石などを敷き詰め、美しく仕上げたものが増えています。現代の土間には作業スペースの意味合いは少なくなりましたが、家の中に設けられた土足のまま過ごせるスペースとして愛されています。

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土間を作ることのメリットは?

土間を作ることのメリットは意外とたくさんあります。例えば、最近増えているのが、重くて熱も発生させる薪ストーブの置き場所として土間を活用するケースです。部屋の中に置くよりも排気しやすく、見た目もスッキリと置くことができるうえに、燃料の補充をするときも安全に行えます。

また、自転車やバイク置き場として利用するケースも目立ちます。自転車やバイクを趣味にしている方にとって、愛車を目の届く場所に置けることや、どんな天候の時でも、夜遅くてもメンテナンスしやすい点は魅力のようです。

ガーデニングを趣味にしている方や、ペットを飼っている方にとっても土間は活用しやすいスペースになりますし、ご近所さんと靴を履いたまま、上り口に腰かけて話をするコミュニケーションスペースとして利用するケースもあります。土間の使い方は使う人次第。用途は無限大に広がります。

Bookshelf

土間を作るときの注意点は?

土間は土足で過ごせて扱いやすい分、選ぶ素材によっては冬場の冷えが問題になります。例えば、キッチンなど普段使いするスペースを土間にする場合は、掃除のしやすさだけで素材を選ばずに、断熱性能の高い素材を選ぶことも大事です。もし、素材にこだわりがあるようなら、土間に使用できる床暖房を入れるなど、対策をきちんとしておくようにしましょう。

また、土間をどの位置に配置するかを注意しないと、部屋と部屋を分断してしまうことにもなります。複数世帯が同居する場合には、土間を仕切りにすることがメリットに働くこともありますが、移動のたびに履物を履き替える必要がある点がデメリットになることもあります。

特に、年を取ると土間と部屋との段差がデメリットになることも考えられますから、将来リフォームが必要になる可能性も視野に入れながら土間を取り入れるようにしましょう。

西谷の家

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