インテリア好きなら誰もが憧れる名作家具の数々。考え抜かれたデザインは長く愛され、取り入れられるものです。自宅に取り入れたいと思う方も多いのではないでしょうか。今回は、そんな名作家具を取り入れた暮らしをご紹介します。
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アメリカ ミッドセンチュリー編
北欧デザイン編
イタリアンモダン編
メイド・イン・ジャパン編
アメリカ ミッドセンチュリー編
おなじみ、イームズのシェルチェア。黒のインダストリアルなチェアと組み合わせることで、遊び心のあるダイニングになっています。
シンプルなデザインなので、比較的どんな家具とも合わせやすいですね。
白をセレクトすることで飽きにくく、長く使うことができます。
こちらはイームズ シェルチェアのアームチェア。名作チェアなだけあって、どの角度から見ても絵になります。
テーブルの幅に余裕がある場合、アームチェアを選ぶとゆったりと掛けることができそうです。
北欧デザイン編
ハンス・J・ウェグナーの代表作であるCH24、通称「Yチェア」といえば、ご存じの方も多いはず。
こちらは、Yチェアのブラック塗装を合わせた事例。照明器具の黒ともマッチしていて、統一感を持たせています。
同じくYチェアを合わせた事例です。
こちらは木目の美しさをそのまま生かした仕上げ。ナチュラルな空間を生み出しています。飽きのこないデザインは、さすが世界中で愛されているだけありますね。
こちらはダイニングテーブルに合わせています。
照明器具はスウェーデンのデザイナー、ハンス・アウネ・ヤコブソンがデザインしたヤコブソンランプをセレクト。北欧デザイン同士ということもあり、相性はバッチリ。
照明はルイスポールセンのPHアーティチョーク。やわらかく美しい光を放ちながら、グレアのないよう計算されたデザインはさすが。
ダイニングチェアもウェグナーデザインで、北欧テイストでまとめられています。
言わずと知れたハンス・アウネ・ヤコブソンの名作、セブンチェア。
ダイニングチェアとして、ブラックを取り入れています。
モノトーンで統一したインテリアになじみながらも、曲線的なデザインが空間に柔らかさをプラスしてくれます。
同じくセブンチェア。1脚でインテリアとして置いても絵になるのがデザイナーズチェアならでは。
深い紺色の床にコンクリート打ちっぱなしといったモダンな空間に、木目調のセブンチェアが映えますね。
アルネ・ヤコブセンのスワンチェア。奥には同じくアルネ・ヤコブセンデザインのエッグチェアも置かれています。
スワンチェアもエッグチェアもボリュームがありますが、部屋に合わせてホワイトで揃えられているので圧迫感は抑えられ、むしろスッキリとした印象に。
左奥に置かれているのは、アルネ・ヤコブセンのアントチェア。ナチュラルな北欧スタイルだけではなく、モダンでスタイリッシュなスタイルにもマッチします。
ちなみにこちらは4本脚ですが、このアントチェアはもともと3本脚でデザインされました。今でも3本脚と4本脚、両方のタイプが発売されていて、好きな方を選べます。
アルヴァ・アアルトがデザインしたアルテックのペンダントライト。真鍮のシェードが味わい深く、発売されてから60年以上経った今も色あせないデザインです。
シンプルでありながら、どこかぬくもりを感じさせる部屋の雰囲気、そして窓から見える湖や木々といった自然豊かな眺めとも相性バツグンですね。
イタリアンモダン編
モダンな空間に合わせているのは、イタリア家具でおなじみカッシーナ。
左側に置かれた喜多俊之のドド シェーズロングは、インパクトのあるデザインながらリクライニングあり、ヘッドレスト・フットレストの調整ありと機能性もバツグンです。
メイド・イン・ジャパン編
リビングスペースに置かれているのは、カリモク60。デザイナーズ家具が好きな方なら、雑誌などで一度は目にされたことがあるのでは?
シンプルながら、ナチュラル・モダン・和風など、どんなインテリアにも馴染みやすいのも人気の秘訣。もちろん、木工技術を追及しているカリモクだからこそ、品質も間違いありません。
デザイナーズ家具は決して安価とはいえませんが、長く使うことを考えると一概に高いとは言い切れません。何十年も前にデザインされた家具がいまだに愛されていることを考えると、手に入れる価値があるかもしれません。今回挙げたデザイナーズ家具はほんの一部。みなさんの気に入った家具が見つかれば幸いです。