2015/09/06更新0like3480view

著者:SUVACO編集部

あら、こんなところに収納が!!意外な場所にある収納スペース

日本の住宅事情において、悩みの種になりがちなのが収納スペース。建築家やリノベーション会社は設計の際に、いかにデッドスペースをなくして収納を増やすかに余念がありません。今回は意外な場所にあるグッドアイディアな収納スペースの事例をご紹介します。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

段差を利用した引き出し収納

亜麻仁油で仕上げた無垢の杉材の床が美しいリビング・ダイニング。リビングとダイニングの間のアクセントになったスキップフロアの足元には、引き出し式の収納を造作。散らかりがちな小物をサッと片付けるのに重宝します。
杉板のフローリングと白壁のモノトーンがモダンな印象のリビング。左につながるテラスもブラックで統一した落ち着きのある印象の空間です。ダイニングからキッチンへは半層の段差があり、下段に収納スペースを設けています。
12坪の小さな敷地に建つ家。階段に作られた引出し収納は狭小住宅にとってうれしいスペースです。

階段下のデッドスペースを生かす

1階から2階へ上がる時の頭上、2階の床下部分のスペースを見逃さず設計された収納。意外に高さと奥行きがあり、さまざまなものを収めることができます。
殿井環+芦田奈緒「高師浜の住宅 / HOUSE in Takashinohama」
建築面積わずか8坪の狭小住宅は地下の落ち着いた和室が寝室。1階に上がる階段は、階段下部分も1つ1つの段も収納棚に。まるで棚を上っていくような最大限のデッドスペース利用法です。
岩間隆司「コトノハ舎」

畳の下の空間を利用した床下収納

畳敷きの和モダンなリビング。床下が引き出し式収納になっていますが、一見わからないデザインでインテリアを邪魔しません。
鳥山敦生「『TN-house』チョコレートケーキの家」
梁を生かしてオープンなスペースに作り上げたLDK。一画には落ち着いた畳スペースの小上がりを設け、床下に大容量の収納スペースを設置しています。
鳥潟 宏一「『上町の家』〜格子戸で囲まれた温かな住まい〜」
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