最近は、設備が整っていてきれいな団地もありますが、少し前の団地は古くて狭いというのが一般的なイメージでした。近頃、そんな古い団地をリノベーションして住む方が増えています。
レトロな雰囲気を残しつつ、水回りなどの設備は最新のものにしたり、フルリノベーションをして大変身をとげた団地もあります。そこで今回は、さまざまな実例を見て、団地リノベーションの可能性を探ってみたいと思います。
▽ 目次 (クリックでスクロールします)
明るく広々とした洗面所
オリジナルを残してリノベーション
海外みたいなエントランスとホテルライクな洗面エリア
陽光差し込む明るいキッチン
インパクト大!ネイビーのキッチン
デメリットをメリットに変えるリノベーション
明るく広々とした洗面所
大きな鏡が印象的な明るい洗面所。洗面台の奥行きを抑えることで、収納を確保しつつ広々とした空間も実現しています。白い壁や天井、鏡の視覚効果も相まって、元が団地だったとは思えないくらい、明るく広々として見えますね。
オリジナルを残してリノベーション
こちらは、なるべく間取りを変えず、原型を残すかたちでリノベーションした事例です。金具など使えるものは使い、修理が必要なものは元の素材や形状に近いものを利用することで団地の風情を残しつつ、快適に暮らせる住まいになりました。
海外みたいなエントランスとホテルライクな洗面エリア
こちらはフルリノベーションして、ガラリと印象が変わった事例。玄関を一歩入ると、広々としたエントランスになっています。高級感のある絨毯やソファーが置かれた空間はラグジュアリーで、外国の邸宅のような雰囲気があります。
丸みを帯びた洗面ボウルがおしゃれな洗面スペース。天井のダウンライトや三面鏡にもなる大きなミラーなど、築30年の団地とは思えない、洗練されたデザインが素敵なホテルライクな空間ですね。
陽光差し込む明るいキッチン
以前は独立型だったキッチンの壁を取り払い、リビング・ダイニングが見渡せる対面式のキッチンにリノベーションしました。今までは壁に遮られていた、リビングの大きな窓から差し込む陽光がキッチンまで届くようになり、とても明るいキッチンになりました。
インパクト大!ネイビーのキッチン
玄関の扉を開けると目の前には、おしゃれなカフェのようなカウンターキッチンが目に飛び込んできます。ネイビーの壁とモザイクタイルがスタイリッシュで、とても築43年の団地をリノベーションしたとは思えないくらいモダンです。
デメリットをメリットに変えるリノベーション
構造上、取り払うことのできない壁。普通ならデメリットと感じてしまいそうですが、そこを逆手にとって、コンクリート現しがおしゃれなレストランの個室のような雰囲気あるダイニングになりました。
外壁が窓に面していない書斎は、廊下を隔てる壁に室内窓を設けることで、閉塞感を感じにくくしています。
マイナスに捉えがちな点も、アイデア次第で思いもよらない変化をとげるリノベーション。どれも素敵なお宅ばかりでしたね。住んでいる団地が手狭だと感じていらっしゃる方や、新たな住まいをご検討の方、団地リノベーションも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。