2016/04/03更新2like19318view

著者:hatamama8

コンクリートが作り出す雰囲気あるキッチン15選

キッチン天板の素材は、キッチン全体の印象を決める重要な要素のひとつです。
すべて同じ素材を用いる場合はもちろん、天板だけ別の素材にしただけでも随分と印象は変わってきますよね。
近年は機能性も考え、ステンレスや人工大理石が多く使われているようですが、個人的にはコンクリートのキッチン台も気になっています。「コンクリート」と聞くと少し冷たいイメージがありますが、一体どのような雰囲気のキッチンに仕上がっているのでしょうか。SUVACOの中からいくつかピックアップしてみました。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

既存インダストリアルスタイルに合うコンクリートキッチン

工場兼住居のリノベ計画。

時を重ねた既存をデザインの一部として取り入れて、天井のデッキスラブはそのまま塗装で仕上げてアクセントに。造作のキッチン作業台や洗面台はモールテックスを採用しました。

杉板の型枠模様のコンクリートキッチン壁

平屋にもみえる2階建ての家。

LDKは杉の化粧垂木仕上げの勾配天井にキッチンの腰壁はコンクリートにて制作。暖かみのある空間の中で冷たい雰囲気にならないよう、杉板の型枠を使って木目にしました。

コンクリートと古材のぬくもりがあるキッチン

全ての部屋から外の自然を感じることができる住まい。

キッチンのコンクリートと鉄の無機質な質感に古材のぬくもり、それと同様にLDKは自然も感じることができる空間。新築でありながらもリノベーションのような風合いに憧れます。

コンクリート製のキッチン・ダイニングカウンター

森林や田畑に囲まれた緑豊かな風景の中のコンパクトな住宅。

コンクリートそのものの素材感を引き立たせるために、仕上げは不要のコンクリートブロックのあらわし、なめらかな仕上げのコンクリート製のキッチン・ダイニングカウンター、素材は同じでも表情が違うって新鮮。
アトリエ環 建築設計事務所「飯牟礼の住宅」

内路地に立ち上がるモルタルキッチンカウンター

玄関を入ると土間が奥庭まで続いている住まい。

土間の内路地には、収納や水屋、デスクコーナー、土間からそのまま立ち上がったようなモルタル仕上げのキッチンカウンターが続いています。

相反する素材と交じり合うモルタルキッチン

洗面所左壁の細い収納や小上がりまわりにも小ワザが光る、家族の雰囲気がそのままイメージの住まい。

モルタルにステンレスの天板で造作したアイランドキッチンは空間の主役に。 無機質な素材と、妻の趣味であるドライフラワーや木の暖かさが混じる落ち着きのある空間です。

どこにもない コンクリートオリジナルキッチン

それぞれの個室とLDKを広くした夫婦の住まい。

ブロックを積み上げたような仕上げに木の天板のキッチン、左官仕上げの壁、むき出しの配線やダクトなど、インダストリアルなのに整った印象のどこにもないインテリアです。

子育て中でも優しいモールテックス

カウンターはダイニングテーブルと合わせてモールテックス仕上げの一体型キッチン。

モールテックス仕上げにすることで、木口や継ぎ目に汚れが残らず水ぶきでさっときれいに保てるよう配慮。スタイリッシュだけではなく、子育て中でも優しい。

メリハリをつける天板

壁はアンティーク煉瓦、床はヘンリーボーン張りで仕上げたリビングから見えるのは、天板がコンクリート、側面は落ち着いた木張りのキッチン。天板をコンクリートにしたことで部屋となじみ過ぎず、メリハリがついています。レトロな雰囲気がおしゃれですよね。

コンクリートのキッチンとベンチ

コンクリート打ちっぱなしのスタイリッシュなダイニングキッチンとベンチ。
室内空間は、コンクリートの塀の迷路の中に入ったような雰囲気をイメージしました。そんなキッチンはコンクリート材を使用。室内ベンチは窓向こうの外ベンチと続いているようなデザインです。

男前ながらナチュラルな雰囲気

施主さんからのリクエストで生まれたコンクリートのアイルランドキッチン。軽やかな木の棚や椅子、飾られたグリーン、ラフに仕上げたコンクリートの組み合わせは男前ながらナチュラルさも兼ね備えています。夫婦で調理するキッチンにはぴったりの雰囲気ですよね。

コンクリートブロックでつくるキッチン1

木天板・黒皮鉄(アイアン)とコンクリートブロックを配置してちょっと骨太なイメージのキッチン。
床はオークのエイジング加工で、天井は躯体に塗装仕上げをしています。ヴィンテージテイストなリノベーションになりました。

コンクリートブロックでつくるキッチン2

こちらもコンクリートブロックでできたキッチンですが、天板がナチュラルな木材を使用しているので、まったく違う印象です。昔よく見たコンクリート塀を想像させるようなブロック積みとナチュラルな色使いで、どことなく懐かしい雰囲気になっていますよね。
野口 淳「ナツミカンの木と家」

土間床と同じ素材に

コンクリートの土間床と馴染むよう、キッチンカウンターもコンクリート製になっています。コンクリート製のキッチンはコストも抑えられるのだとか。複数のライトと自然光で明るく清潔感溢れる空間になっています。

飾るものを輝かせる

躯体をいかし、そのほかもモルタルや無機質な鉄を使用した全体的にグレーな色調の家。コンクリートのキッチンは、その家の一部として同化しています。レンジフードカバーもコンクリートで作られており、存在感を持たせないつくりに。こうすることで、飾るインテリア小物が映えますよね。
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