色の組み合わせを考えるとき、何を基準にしたらよいのか悩むことはありませんか。テーマカラーを決めるとインテリア計画が立てやすくなりますが、さらにもう1色2色と増やすことで、ちぐはぐな印象にならないようにしたいですね。今回は、色を組み合わせるときの基本パターンをご紹介します。
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色を取り入れると住まいが楽しくなる!
【基本パターン1】同系配色でまとめる
【基本パターン2】類似配色でまとめる
【基本パターン3】反対配色でまとめる
【基本パターン4】同一トーン配色でまとめる
色の系統は主に3つ
部屋の色は「広い」ところから決める
色を取り入れると住まいが楽しくなる!
色を取り入れることで、インテリアの印象は大きく変わります。ベースに白やベージュなどを選ぶ方は多いですが、ほんの少し色みを加えることで見違えるように個性的な空間になることも。
色には、感じる温度や気分までも変える力があります。あなたも、上手に色を取り入れて住まいを楽しく演出してみてください。
【基本パターン1】同系配色でまとめる
同じ色の、明度や彩度の違う色を組み合わせます。
色の組み合わせが苦手という方も、同系色ならまとめやすいのでは。インテリアに面白みを出すため、柄物や素材違いで取り入れるのもおすすめです。
【基本パターン2】類似配色でまとめる
似た配色でまとめるのが類似配色。具体的には、色相環のふたつ隣までの色で合わせる方法です。
まとまりはありますが、ぼやけた印象にもなりやすいため、取り入れる分量を控えめにするのが上手くいくコツです。
【基本パターン3】反対配色でまとめる
色を円形にまとめた「色相環」のなかで、ほぼ反対関係にある色を配色する方法です。
引き立て合う色を合わせることで、メリハリのある印象的な空間がつくれます。
ただ、ビビッドカラーで合わせると鮮やかすぎて落ち着かない印象になることも。シックな色合いを選ぶか、どちらかの色を少なめに取り入れることで、バランスよく仕上がります。
【基本パターン4】同一トーン配色でまとめる
明るさや鮮やかさを表すのが「トーン」。
トーンを合わせることで、いくつかの色が混在してもまとまりのあるインテリアがつくれます。ところどころに「柄」を取り入れるとアクセントになり、よりおしゃれな印象に。
色の系統は主に3つ
色は、色みのある「有彩色」と白・黒・グレーのように色みのない「無彩色」に分かれます。有彩色は主に、3つの系統があります。
1.暖色系
赤、橙などあたたかみを感じさせる色。
2.寒色系
水色、青など冷たさを感じさせる色。
3.中間色系
紫、緑など冷たくもあたたかくも感じさせず、はっきりとしない色。
あたたかみが欲しいダイニングには暖色系、落ち着いた雰囲気にしたい寝室や書斎は寒色系など、色を選ぶとき、感じる「温度」にも注目すると空間に合った色が選びやすくなります。
部屋の色は「広い」ところから決める
部屋の色を選ぶとき、壁や天井、床など面積の広い部分から決めていくと、上手くいきます。
全体の7割を占めるベースカラー、2割を占めるサブカラー、1割を占めるアクセントカラーの順に選ぶことで、バランスよく色を配置することができます。
色を上手に取り入れる方法をご紹介しました。色の組み合わせの基本パターンがわかっていれば、全体のイメージがつきやすく理想の空間づくりに役立ちます。あなたも色で遊ぶ、楽しい空間づくりをしてみませんか。