2019年03月14日更新

注文住宅HOW TO(注文住宅ノウハウ)

子供にとって危険な住宅デザインとその解消法

念願のマイホーム新築、あるいはリノベで理想の住まいを手に入れる……感無量ですね。新しい暮らしを想像すると、さぞ胸が弾むことでしょう。でもその住まい、大人の都合で考えていませんか? 子供にとって、危ない罠が隠れているかもしれません。


子供の事故の多くは住宅内で発生する

子供が事故に遭う場所でもっとも多いのが、住宅内です。しかも低年齢ほど事故数が増えています。

東京消防庁がまとめた平成28年「救急搬送データから見る日常生活事故の実態」によると、0~5歳の乳幼児の場合、救急車で搬送された事故の約70%が住宅内で起こったものなのだとか。

子供は、大人が安全と思い込んでいるところでケガをしたり、傷ついたりしているのです。

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転倒事故を予防するために

子供の事故で多いのは、フローリングの床で滑って頭を打つケースなど、足を滑らせて転ぶケガです。

床材は、弾力性のある桐材や杉材のフローリングにすると、安全性が向上します。桐や杉の無垢フローリングは肌あたりが柔らか、かつあたたかみがあります。さらに、調湿性があるなどの特徴も。
傷付きやすいのが難点ですが、長く使ううちにそれが味になる場合がありますし、補修も不可能ではありません。

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キッズスペースなど子供がわんぱく遊びをする空間には、コイル材のフローリングを採用するのもおすすめです。
クッション性があるので転んでも安心。素足でもあたたかく、足音を抑えられるというメリットも。

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細かい話ですが、家電製品の電源コードが床を横切っている状態は危険です。
コンセントの位置や数は、家電製品の置き方をよく考えたうえで計画しましょう。

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テレビのように設置場所が定まっている場合は、壁の中にコードが収めると、空間がすっきりきれいに仕上がります。

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また、家庭内事故の発生場所として特に注意したいのが、バスルームです。
「滑りにくく、水ハケがよく、乾きやすい」といった特徴の素材を選びましょう。

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浴槽は、またぎやすい高さのものを。浴槽の内側にステップ状の段が設けられているタイプもいいですね。

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居室間の敷居は、なるべく床面と同一の高さに揃えましょう。

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吊り戸式の引き戸など、敷居が不要な建具もあります。

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転落事故を予防するために

2階建て・3階建ての住宅には、階段が付きもの。必ず使う場所なので、安全性の追求は必須です。
段鼻をノンスリップ加工にするなど、滑りにくい工夫を施しましょう。

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意外な盲点は、バルコニーの手すり。足掛かりになるものをなくしたり、手すりそのものを高くするなど、安全性に十分配慮しましょう。

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キッチンまわりでの事故を防ぐ

包丁やガスレンジなど、扱いようによっては危ない道具を使うのがキッチン。
子供が冷蔵庫を使うとき、調理している大人の後ろを通らずにすむ動線や配置を工夫すると、心配の種が少なくなります。

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実は、「子供への安全」を突き詰めると、「高齢者にも安全」な住まいになります。つまり、「子供の安全」は誰にとっても安全なのです。将来的に二世帯同居の可能性がある場合も対応しやすいですし、自分が歳をとったときにも長く健やかに暮らせる住まいになるでしょう。

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この記事を書いた人

C.O.Barryさん

フリーランスのコピーライター/プランナーです。
マンションや戸建の分譲広告、住宅メーカーの商品カタログや技術集、PR誌などの制作に携わってきた経験があります。
いい住まいづくりや空間づくりについて、役立つ情報をご案内できたらと思います。

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