2016/01/01更新1like7849viewMS513

天井仕上げ材の種類と材質

あって当たり前と特にその性能など気にしていない方も多いと思います。今回は天井仕上げ材の役割や材質をテーマにお話をしたいと思います。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

天井仕上げの性能と役割

建物には何故、天井が必要か。一つは断熱方法にあります。断熱は屋根断熱と天井断熱が主に使われ、屋根断熱は天井仕上げをしない場合などに用いられます。
屋根は晴天時において日光が当たっているので、特に夏場は高温となるだけでなく、暖かい空気は上昇することから上部で滞留することから適切な通気が必要となります。

それでは、天井仕上げをした住宅ではどうでしょう。
屋根下の部屋で見た場合、天井がある部屋であれば屋根と天井の間に断熱材を敷き詰めることができます。そのため、小屋裏は外気との通風と防湿を適切に行うのみで冷暖房をすることはありません。つまり、冷暖房を必要とする空間を小さくできることから、温度管理が容易となります。また、屋根断熱と比較して工事が容易であることから、経済的であることも特徴です。

もちろん、要求される性能は断熱だけではありません。
壁と同じく、火災時にはある程度の時間を耐えることが必要となることから、防火・耐火性能があること、上階の音を遮断する性能があること、室内の音が反響しないよう抑えることができること、吸水や透水が少ないこと、耐久性があること、汚れが少なく手入れがしやすいといったことも長所です。

仕上げの方法

天井仕上げには「湿式」と「乾式」があります。
湿式とは、塗装仕上げや左官仕上げを指し、下地材の配慮が必要となります。対して乾式は、種類が多く、クロスやビニールといった紙張り仕上げ、合板や無垢板などといった木質仕上げ、ロックウール板や石膏ボードなどの無機系仕上げ、金属板を使用した金属系仕上げなどが挙げられます。使用する材質は、居室によっても向き不向きがあり、色も含めて専門家の方と相談すると良いでしょう。

天井を点検しよう

天井は壁と違い、掃除が行き届かないことから隅に埃が溜まっていたり、虫が入りやすい場所では蜘蛛が巣を作ることもありますので、柄の長いモップや掃除機などを使って清掃することが大切です。

また、雨漏りにより波打ったり、塗装仕上げや紙張り仕上げの剥離などは天井においてその症状が早く進みやすいことから、早めに補修することが必要になります。

補修の際は、家具の移動など大掛かりになりやすいので他に修繕が必要な箇所がないか把握し、同時に内装工事を行うことで手間や時間、コストが抑えられます。
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