2015/11/01更新1like21431view

著者:chao-chiko

こだわりの天井・事例集

以前はフラットな天井が一般的でしたが、最近では天井にもこだわって建てる家が増えています。
人気があるのは吹き抜けや梁見せ天井ですが、それぞれにメリットもデメリットも・・・。
後から後悔しないように、しっかり事前にデメリット面をカバー出来る方法を考えておきましょう!
遊びに来たお友達に、ぜひお気に入りの天井も見上げて欲しいですね。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

梁見せ天井のメリット

梁見せ天井のメリットは、天井が高く出来ること!
本来は隠してしまう梁を見せる事によって、すっきりとした開放感ある空間を作る事が可能です。
既存の梁ではなく「化粧梁」という見せる為の梁を加工する方法であれば、中が空洞なので照明やAV機器の取り付けがしやすいです。ただし、設置に化粧梁1本ごとに費用がかかってしまうので予算とよく相談してみて下さいね。

構造用梁をそのまま使う方法もありますが、梁の経年劣化や見栄えの問題も。
専門家の方とこちらもよくご相談を!

梁見せ天井のデメリット

梁見せ天井のデメリットとしてよく考えておかなければならないのは、照明の位置です。
場所によっては梁で影になってしまい、十分な明かりが取れない可能性がありますが、事前に計画しておく事でペンダントやシャンデリア照明なども取り入れる事が可能です。
また、色々な間接照明等で楽しんでも良いですね。
ダクトレールの照明は、増やしたり動かしたりが自由に楽しめるのでオススメ。
部屋全体の明るさを保ちながらもスポットライトとしての演出も楽しめます。
また、吹き抜けの場合はどうしても冷暖房が効きにくいというデメリットも。
床暖房の設置と、光と風をたくさん取り入れるスペースにする事で気にならなくなりますよ!
田口健次「『SS-stadium』小さくても楽しくおおらかに暮らせる家」

家の顔!玄関の天井にもこだわりを

玄関は、その家の顔と言われています。
お客さまを家に招いた時、よい印象を与えることができるかどうかは玄関にかかっていると言っても過言ではありません。
こんな天窓があったら、入った瞬間からワクワクしますね!
玄関が明るいと家全体の印象も明るくなります。
吹き抜け、ハイサイドライトや地窓を効果的に計画して採光にもこだわりましょう!

天井がパープル!床はブルー

区画整理された住宅地に建つ白い箱のような住まい。
室内は、外の気配を気にすることなくゆったりと休みを過ごせる空間に。リビングの中心には一段下がったコーナーを作り、各部屋には段差やまたぎ壁、コーナーごとのカラーリングなど外観からは想像できないようなインテリアで限られた空間を思い切り楽しんでいます。
前田工務店「アスレチックハウス」

天井デザインで柔らかく梁を隠して

白を基調としたオープンな空間。
リビングダイニングの天井は、無垢材仕上げの梁の存在を柔らかく隠しながら表情のあるデザインにしました。空間の中心にあるオリジナル木製のカウンターテーブルは、天井材と同じ種類で統一感を。居室との間仕切りにガラスを使うことで、住まいの奥にも光が差し込みます。

水平線に向かう天井

閑静な住宅地の高台に建つ、立地条件を最大限に活かした住まい。
天井は床材と同じ素材で仕上げて、まっすぐ水平線に向かった眺望を楽しみながらも、隣接する住宅からの目線を遮るプライバシーの確保も重要視しました。日射のコントロールや、風雨や体調に応じて開放感すらコントロール出来るよう、リビングは障子で囲っています。

梁が並んだ傾斜天井とハイサイドライト

夫婦と子供の3人が暮らす、音楽室が主役の家。
音楽室とユーティリティーのみ間仕切りをした、シンプルなオープン空間です。傾斜天井の下の、大きく吹き抜けた空間の南面天井際の壁一面にハイサイドライトを通して光を取り込んでいます。

キャットウォークのある天井

それぞれの世帯にネコのいる2世帯住宅。
2階はネコもゆったりと寛いだり遊んだりすることが出来るように、LDKを広がりのあるオープン空間としました。収納部屋兼ネコ部屋のロフトの壁には猫が通れるような穴を開け、天井梁へ渡れるキャットウォークを作りました。

十文字に間接照明のある天井

両親を見守ることのできる距離で“終の棲家”を建てたいと願う施主は、長年あたためてきた「プリズム」を取り入れたプランで理想の住まいを叶えました。

トップライトとプリズムルーバーからの光と影、そして正午の1時間あまり発生する虹の重なりが幻想的です。

玄関にも見栄えのする天井を

玄関の天井を、梁を隠した板張りにしてランクアップ。背の高い収納家具で収納も確保しながら、やわらかく間仕切りました。床材をフローリング材としてはあまり使わないスギの無垢材を使い、木目を活かしたインテリアで経年変化を楽しみます。

傾斜天井下の梁はゆとりのキャットウォーク

田園を見ながら、ネコとのんびり暮らす住まいです。緩やかに屋根が傾斜している白い家の室内は、ほぼ吹き抜けとしてゆとりのある空間が広がっています。梁下までの高さ一杯に壁一面特注サッシが取り付けられているので、外の緑に目をやってしまうのですが、天井の方を見ると梁上のキャットウォークからチラリとしっぽなどが見えるかも知れません。

天井の梁現しをDIY

三軒茶屋にある築35年の戸建住宅のリノベーション.
2階LDKの天井は屋根裏現し、壁は質感のあるボードを貼り、ざっくりとした風合いの足場板のフローリングなど、白のDIY塗装で屋根裏の隠れ家のようなインテリアになりました。梁を利用してハンモックを取り付けたりと気分によってカスタムできる自由な住まいです。

地中海ブルーの天井

隅田川を望む南東向き角部屋のカフェのような住まい。
細かく仕切られていた室内は、リノベーションによって広々としたリビングへ。壁と天井一面に広がる地中海ブルーとタイル貼り壁面が特徴の他にはないインテリアです。天井と壁の塗装は夫婦と友人たちで仕上げました。
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