モノトーンはシックに空間をコーディネートすることができるため、インテリアでも人気の高い配色です。今回は、モダンな雰囲気がひと際強く出る、白×黒に限定したモノトーンコーディネートのアイデアを集めてみました。
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白に比重をおいた、清潔感漂うホテルライクなモノトーン
白と黒をバランスよく取り入れた、シックな落ち着きが魅力のモノトーン
黒で洗練した、インダストリアル系モノトーン
白に比重をおいた、清潔感漂うホテルライクなモノトーン
白×黒で徹底したモノトーンインテリアは、洗練された印象に仕上がります。さらに収納や日用品に至るまで、白×黒を意識してインテリアにリンクさせると、生活感が希薄になり、ホテルライクな空間へと進化していきます。
こちらは白に比重をおき、全体に明るく仕上げたホテルライクなモノトーンインテリア。収納や床にはツヤのある素材が採用されているため、キラキラと光を反射し高級感を漂わせています。
小上がりは畳スペースとなっていますが、黒の琉球畳を用いたことでモダンな空間に違和感なく溶け込んでいます。
同じく白に比重をおいた、爽やかなモダン空間。
カラーコーディネートがシンプルな分、家具や照明のデザインが際立ち、都会的な印象にまとまっています。
さらに、ダイニングに対して斜めにレイアウトされたキッチンは、モダンアートのような佇まい。
天井と床を黒にすることで、白に比重をおいた空間全体を引き締めるアクセントにもなっています。
白と黒をバランスよく取り入れた、シックな落ち着きが魅力のモノトーン
白と黒をバランスよくコーディネートした、ラウンジのような心地よさを感じさせるLDK。
白×黒のモノトーンコーディネートは、黒の割合が多くなるほど、暗さや沈んだ雰囲気が強く出てしまいます。
しかし、こちらはガラスタイルで光の通り道をつくったり、影になるカウンター下などに間接照明を取り入れたりすることで解消し、よりシックで魅力ある空間をつくり出しています。
凛とした佇まいが素敵なこちらは、白基調のなかに徹底して黒の家具をレイアウトしたモノトーンインテリア。和の趣を感じさせる、黒い壁に囲まれた坪庭の眺めが、採光とともに心地よい落ち着きをもたらしています。
重厚な洋風家具と、和の「ワビサビ」による和洋折衷が粋な白×黒の世界です。
黒で洗練した、インダストリアル系モノトーン
インナーテラスへ続くアイアン枠の大きな窓が開放感を演出する、カフェのような空間です。
モールテックスの床にコンクリートの天井と、インダストリアルテイストの色濃い無骨な空間もモノトーンでコーディネートすることで洗練され、都会的な雰囲気に。
インダストリアルテイストを盛り上げるように、黒の比重が多めのクールなモノトーンですが、黒を採用している窓枠や椅子、壁のディテールは「抜け感」のあるデザインになっているのがポイント。
抜け感のあるデザインにより、黒の暗さや重さが中和され、開放的な雰囲気と心地よくマッチしています。
モノトーンコーディネートでも、色のバランスひとつで雰囲気は大きく異なります。また、シンプルな配色になるからこそ、質感にこだわり陰影や光による演出を楽しんでみるのもおすすめです。ぜひ、今回紹介したモノトーンインテリアを参考に、自分なりの白×黒の世界を楽しんでみてください。