2015年03月25日更新

リフォーム・リノベーション(HOW TO) , 注文住宅(HOW TO)

知っておくと役立つ!~二世帯住宅で気を付けるべき3つのポイント~

核家族化解消のひとつとして、今二世帯住宅が注目をされています。
同じ敷地に住むものの、世帯としては別になるので「舅・姑問題」もクリア可能になる二世帯住宅。
これから二世帯住宅をとお考えの方には、是非気を付けていただきたいポイントを3つの項目に分けてご紹介していきます。


【1.音の問題】

・現在すでに住宅が建っていて、二世帯住宅へのリフォームをする場合。
・新築で二世帯住宅を建てる場合。
どちらにも共通して言えることは、「それぞれのライフスタイルがあり、生活時間が違う」ということ。
賃貸住宅などにも言えますが、親族とは言え、異なる家族が過ごす場所です。

特に気を付けたいのは、「音」の問題です。
戸建の場合ですと気になりにくいのが「足音」です。
自分が思うより大きな音が階下に響く、というのはご存知でしょうか?走るのはもちろん、歩いているだけだとしても、「不快」と感じてしまう音は意外にも多いものです。
音の問題はそれほど繊細なのです。
そこで気をつけたいのは、防音対策です。
音は開口部、床、壁、最後に天井と言った順で伝わりやすくなっています。
ですので、2階部分に住む世帯は床下への音の配慮もしっかり視野に入れて計画をしていかなくてはなりません。
具体的には、集合住宅でよく利用されているL=45等級の床材を使うこと。(マンションなどで多く使われているクッション性のあるフローリングです。)
歩いた時にふにゃ、っとした感覚があるのが特徴です。
クッションが裏側についているので階下に音が伝わりにくくなり、歩く音はほとんど聞こえなくなります。

「せっかくの戸建てだから、こだわりの床材を使いたい!」という場合には、システムフロアという置床を利用するのも一つの手です。
1階~2階の間の部分へ直に施工するのではなく、空間を設けることによって音を伝わりにくくするもので、先ほどご紹介したL=45等級フローリングと同等の遮音等級を持っています。(マンションでも使用できます。)

【2.配置の問題】

音の問題に続くところがありますが、間取り配置はこれまた重要なポイントの一つです。
極端に言えば、戸建の場合どこに何を持ってきても造ることができます。
つまり、LDKが玄関を入ってすぐの場所に位置しようが、寝室が真ん中に位置しようが造ることは可能なんです。
しかし、その点で気を付けたいのは上下階の配置の問題。
1階の寝室にあたる部屋の上に、トイレや浴室などの水廻りを配置すると早くに休まれた際に、2階でお風呂に入ったら…
1階のリビング上に寝室にあたる部屋を配置すると、早朝まだ寝ているときに下の階からTVの音が…
想像してみてください。
こうした日々の積み重ねによるストレスを溜めないためにも、間取り配置は重要な要素です。

【3.将来性の問題】

二世帯住宅と言うと、基本的に想像するのは親世帯と子世帯のパターンかと思います。
親世帯のように、徐々に年を召されて体が不自由になることも十分に考えられる世帯が2階に住むと、大変ですよね?
かと言って子世帯でたくさん荷物を抱え、小さな子供を連れて2階へ上がるのもしんどい、ということもあります。
どちらが1階で、どちらが2階なのか。
用途にあった選択をしていかなければなりません。
また、駐車スペースがどのくらい必要なのか。ストレージが確保できるのか。
そういった細かいことこそ、計画の段階で十分に話し合い、互いに住みやすい家を造っていきましょう。

とは言え、わからないことばかりだと思います。
実際生活をしていく中で、これがあったら良かったのになと気付くことも多々あるでしょう。
一つ筆者がオススメしたいのは、二世帯住宅だからと言って全てを分け隔てるのではなく、例えば内線インターフォンを設けておく、吹き抜けのある家にする、など家族が感じられるような温かい家になるよう心掛けてほしいと思います。


この記事を書いた人

SUVACO編集部さん

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