1日の疲れを洗い流すバスルームは、美容と健康に欠かせない場の一つです。だからこそ暖かく快適な空間にしたいですよね。そこで今回は、快適なバスルームを作るにはどんなことを考慮すべきなのか紹介していきます。
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癒しのバスルーム
換気と除湿ができる設計にすること
安全性を徹底した設計にすること
清潔を保ちやすく、エコな設計にすること
癒しのバスルーム
世界広しと言えども、日本ほどお風呂を愛する国は無いのではないでしょうか。欧米ではシャワーが主流ですが、日本のバスルームは単に体を洗うだけではなく、半身浴やボディケアなど美容と健康のための場所であったり、親子のコミュニケーションの場所であったりと生活の中でかなり重要な役割を占めています。
換気と除湿ができる設計にすること
日本の気候は湿度が高く、バスルームには換気扇や浴室乾燥機能が必要といえるでしょう。窓を開けるのも良いですが、窓の換気だけでは充分でないこともあります。
浴室がしっかり乾燥されていないと、すぐに雑菌やカビが繁殖してしまうことも。また、夜間窓を開けっぱなしにしておくのは防犯上の不安もあります。
できれば窓だけに頼らず、浴室が乾きやすくなる機能もつけておきましょう。カビやヌメリの発生を抑えておけば、日々の掃除もかなり楽になりますよ。
安全性を徹底した設計にすること
バスルームでは、段差や水濡れによる転倒事故が起きる可能性があります。脱衣所とバスルームの段差をなくしたり、手すりをつけることでそれらの事故が軽減します。濡れても滑りにくい床材・浴槽を導入するのも良いですね。
高齢者がいるお宅の場合、ヒートショック現象を起こしにくくするためバスルームや脱衣室に暖房を設置をしたり、寒い地域の場合は断熱性の高い建材を使うのも良いことです。
冬場は特に、急激な温度差で血圧や脈拍が急上昇してしまい、高齢者が死亡する事故が多くなるのでぜひ対策をとりましょう。
車椅子ハンディキャップのある方のためのシャワーもあります。座ったまま使えるので安全で便利ですね。
清潔を保ちやすく、エコな設計にすること
ユニットバスでは、汚れが付着しにくく掃除が簡単になる床や髪の毛ゴミを集める機能がある排水口もあります。
自動洗浄機能付きの浴槽というビックリするような機能があるのも、お風呂好きな日本ならではな製品ですね。
また高い保温性能のある浴槽を導入すると、追い焚きの回数を減らせるので光熱費の節約につながります。
快適なバスルームを実現するために、メーカー各社が知恵と技術を駆使してさまざまな製品を提案しています。ぜひ自分の住まいの条件にフィットするようなものを選んでいきましょう。
自分らしいバスルームを作る機会は自分の人生にそう何度もないことです。できればカタログだけではなく、ショールームで実物を見て体験してみるのもいいかもしれません。