建ぺい率や容積率の兼ね合いもあり、面積を目一杯とるとなかなか思い通りにいかないのが建物の形状と外観です。こちらではまるで美術館の彫刻を見ているような、オブジェのような外観の事例をご紹介します。
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狭小地、高さ制限を逆手にとった家
水平線にひらけた住宅
絵本みたいな外観
通りに巻きつく家
ボックスを積み上げた家
ボックスを並べた家
欠けた部分が美しい家
狭小地、高さ制限を逆手にとった家
折り紙を折ったような形状のこちらの事例。敷地は、隣家のアプローチとなる細い通路があるため、孤立した格好になっていることに加え、狭小かつ変形敷地であることから、不思議な家型が浮かび上がりました。斜線制限によって切り取られた屋根型は個性的で、リズミカルに折れ曲がっています。高さの制限による鋭角な屋根が、まるで意図したものであるかのような事例です。
水平線にひらけた住宅
平行四辺形のようなこちらの住宅。オートバイと自然を愛する施主さんのため設計されました。斜めに切り取られた形状によって、どの階層にいても開放感いっぱい。海側に開放された窓から広がる青い海と青い空。豊かな自然を感じ、開放感のある空間で緩やかなひとときを満喫できる住宅です。
絵本みたいな外観
赤いポスト、細長いアプローチ、寄り添うような大きい三角屋根と小さい三角屋根、小さい窓たち。絵本の中からそのまま飛び出したようなファンタジーな外観!一見閉じられた雰囲気のこちらの事例は、反対側から見ると、まるで切り取られた断面図のような開口部によって開放感いっぱいのつくりになっています。
通りに巻きつく家
通りに合わせて巻きつくような形になっているこちらの事例。その形状を活かし、囲い庭が作られています。中庭があることによって、全ての居室に光と風が通ります。リビングには中庭からもアクセス可能なひらかれた住宅です。
ボックスを積み上げた家
ボックスをぼんぼんぼんと積み上げたようなこちらの事例。3つの箱をズラしながら積み重ねることで、それぞれのレベルで必要な場所に、必要な「余白」を確保していきました。ズレているために出来上がる「余白」は、ある部分では生活通路になり、ある部分では縁側になり、ある部分では室内に光を導き入れる役割をしています。
ボックスを並べた家
こちらはボックスを横に並べたような事例です。各居室をずらしながら配置することで、こちらも光を取り入れやすくなっています。
欠けた部分が美しい家
真っ黒な外観に、大きく欠けた部分のある外観。まるで大きな口を開けているようです。欠けた部分から見える軽井沢の緑や、マットな黒に浮かぶ光や影が美しい住宅です。
見ているだけで引きこまれる魅力を持った外観事例をご紹介しました。制限のある土地でもアイデア次第で作れるオブジェのような外観!参考にして下さいね。