2015年05月02日更新

リフォーム・リノベーション(専門家紹介) , 注文住宅(専門家紹介)

【専門家紹介】建築家:石川淳「オウチ」と「ハコノオウチ」

白を基調としたシンプルな外観。そう聞くと地味な印象を持ちますが、実はこういうシンプルな外観は、意外と目を引くものです。白い家に小さな窓。一体部屋の中はどんな感じなのか気になりませんか?
プライバシーに配慮された家は、その中を伺うことが出来ないのでますます興味が湧いてきます。
室内も基本的には白と黒を基調としたシンプルな空間です。そんな無駄なくすっきりとした空間ながら、住む家族の生活動線が良く考えられた配置やデザインになっているのです。石川淳さんの手がける家。今回は7つピックアップしてみました。


石川淳さんの家のデザインは大きく2つあります。
一つは「オウチ」型。切妻屋根の絵で描かれるような「オウチ」そのものでシンプルな家の形です。鳥取にあるこちらのお家は、まさに絵にかけそうな外観ですよね。玄関が2階のリビングに面して作られており、2階の前庭が広く開放的なのも特徴です。

オウチ02・鳥取の家

もうひとつは「ハコノオウチ」型。屋根もほぼ水平に設計されたシンプルな箱の形です。
前述した「オウチ」の形から派生した、よりシンプルでスタイリッシュな家。隣地に囲まれた細長い敷地に適した形になっています。外から見る窓の数は少ないですが、窓の配置や、天窓などにより十分採光も確保されています。

ハコノオウチ01・版画アトリエのある家

シンプルな中に生活する家族の動線が考えられた犬と猫と二世帯の家。二世帯住宅を象徴する大きな正方形の窓が2つ配置された外観が特徴的なオウチ型の家です。二世帯が気兼ねなく暮らせる住空間に仕上げるだけでなく、猫用のキャットウォークを作ったり、犬用のドアがあったりと住む家族全体に配慮された造りになっています。

オウチ14・ネコと犬と暮らす家

二世帯住宅の2階のリビングに設けられたロフト。室内にも窓を設け、天井と壁の隙間から光を取り込むなど、狭小住宅ながら、光の取り入れ方や部屋を広く見せる工夫のされた家です。スキップフロアにすることはもちろん、子世帯と親世帯の境界ににじり窓を設けており、リビング同士が気配を感じられるつくりになっています。

オウチ01・狭小二世帯住宅

眺望の良い最上階にリビングダイニングが配置された家です。外部からのプライバシーを守るため、窓を細長くし、部屋の足元には谷間の方向、目線の先には公園の桜、上方には青空と多くの眺望を獲得するために斜めに窓が配置されています。また、階段に沿って二列目の斜め窓を設け、階段の上り下りにも景色を楽しめる眺望の良さを活かした家になっています。

オウチ06・斜め窓の家

周囲を隣家に囲まれた旗竿敷地にある家。隣家からのプライバシーを保つため、2階のリビングは天窓と広いインナーバルコニーから採光するように考えられています。壁面に窓が少ないと閉鎖的になりがちですが、全開サッシュを開ければバルコニーとリビングが繋がる開放的な空間になっています。リビングの造作TV棚もシンプルながら使い勝手がよさそうです。

オウチ25・インナーバルコニーの家

スキップフロアと窓の配置、ルーフバルコニー、隙間のある階段などプライバシーに配慮した外観からは想像しにくい光の取り入れ方が特徴的な家。白い箱と黒い箱の組み合わせたような室内や、スキップフロアの隙間にある窓などシンプルなのに個性的なつくりが魅力的ですよね。

ハコノオウチ03 スモールオフィスのある家


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