2015/07/04更新0like1295viewlippon55

地域特性に応じた生活空間を提案してくれる『建築家・前見文徳』の実例集

住宅はもちろん、教育施設や福祉施設などの建築企画・設計、家具のデザインも手掛ける前見氏。趣味は「都市・建築を考えること」、特技は「建築を創ること」なのだそうで、建築に対する熱い愛が感じられます。そんな前見氏のコンセプトとプロジェクトの一部をご紹介いたします。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

コンセプト

クライアントの要望を大切にし、その地域の特性や風土を取り入れた生活空間を提供することが前見氏のこだわりです。その際のコストバランスにも重きを置いています。

プロジェクト1:アトリエ兼用の住宅

1階にはご主人のために土足で出入りできるアトリエと子供部屋があり、2階にリビングダイニング、キッチン、フリースペースを兼ねた寝室があります。クライアントご夫婦のライフスタイルが異なることを考慮して夫婦の共同の寝室は置かず、家族それぞれが自立した就寝環境が持てるようデザインされています。
2階にはガラスのスライド式ドアがあり、用途に応じて好きな様に間仕切りをして空間を区切ったり、開け放って拡張したりすることができるようになっています。
玄関ホールと連続している空間は、ご主人のアトリエであり、寝室でもあります。同じ階に子供部屋があるので、1階は父と子の空間となっています。

プロジェクト2:馬蹄形の家

初老のご夫婦のためにデザインされた木造平屋建ての住まい。限られた敷地の中でも「移動する距離を増やしたい」というご夫婦の希望で馬蹄形になっています。外壁の色は周囲の景観に馴染む色合いに仕上げられています。
大きめの窓は東を向き、朝には気持ちの良い日が差し込み、夜は美しい夜景が望めます。室内は温かみのある配色や素材が使われており、落ち着きと気品が感じられます。窓下のわずかなスペースも収納として有効活用しています。
洗面所は血色をチェックする生理空間であることから、前見氏は暖色より昼光色の照明を選ぶことをポイントとしています。洗面器はカウンターが低くなる分空間に広がりが出るため、オーバーカウンターがオススメだそうです。趣味・特技ともに建築に関するものである前見氏ならではの知識と経験が光る空間です。
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