2017/07/18更新1like2579viewtennto1010

2つの家で暮らしと心にバランスを。セカンドハウスはいかがですか?

都市部の便利な暮らしに体はすっかり慣れているけれど、ちょっと心が疲れて消耗気味…。そんな時は、都市から離れた自然の中にもう一つの居場所=セカンドハウスがあったなら…、と心が飛んでいってしまうこと、ありますよね。
二拠点居住といった言葉もすっかり浸透してきました。一つの拠点に縛られないライフスタイルに自分を重ねて、しばし理想のセカンドハウスに妄想を膨らませてみませんか?

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

セカンドハウスとは

セカンドハウスは、余暇を楽しむ場という意味で別荘と同じものと捉えがちですが、税制上の違いや、ローンの可否など厳密には区別されているものです。

別荘が保養のための贅沢品と定義される一方、セカンドハウスは、文字どおり「第二の家」として、例えば通勤通学の至便のためなどの実利を伴い、生活に必要な拠点と定義されます。

つまり、別荘のような“+αの価値”とは少し異なり、都市と郊外とを行き来することで足りないところを“補い合う”ことが出来る、それがセカンドハウスを持つことの価値と言えそうです。

海外から学ぶ 二つの拠点で補い合うライフスタイル

ご存知のように、ごく普通の人たちが週末を郊外で過ごすライフスタイルが浸透している国も多くあります。

例えばロシアの菜園つき週末住宅、ダーチャ。簡素な小屋を手作りし、広い菜園では冬の食糧を自給自足してしまうほど!ロシア人の活力の源であり、生きていく術を親から子供へと引き継ぐ学びの場にもなっています。

北欧の国々も、短い夏を楽しむサマーハウスと持つことで知られています。夏の間は大自然と、とことん触れ合うことを最優先して簡素な生活を楽しみ、一転、長い冬を過ごすファーストハウスでは、居心地の良く整えられた室内で上質で満たされた生活が待っています。

二つの住処を持つことで、生活や心のバランスがとれる。両者がなくてはならない役割を持っているようです。

小屋からはじめてみる?

前述のセカンドハウスは、どれも必要最低限のもので満たされた、小屋と呼ぶのにふさわしいような可愛らしくも簡素なものでした。

日本でも、「キャンプ以上、別荘未満」のコンセプトで無印良品が販売をはじめるユニット式のMUJI HUT(小屋)が話題です。書店に行けば、DIYでの小屋作りの本が並んでいたりと、小屋への憧れを持つ人が多いことには驚かされます。実験的に小屋作りに励む(励んだ)有名建築家も数知れません。

最低限のものを満たした小屋からはじめる基地づくり、ありかも!

シンプルな“くうねるあそぶ”ための場所

ファーストハウスでは叶わずにあきらめていたことを、セカンドハウスで補うと考えれば、必ずしも広いスペースが必要というわけではありませんし、家事動線や収納量を気にすることなく、シンプルに自分が充実させたい部分を補えば良い、と考えることができますよね。

物語に出てくるような可愛らしい外観のこちらのHUT(小屋)。木の温もりが優しく伸びやかな印象のこちらのお部屋は、ダイニングかと思いきや、なんと書斎!ファーストハウスでは、むしろ篭るための場所として狭いスペースに作られる書斎も、セカンドハウスでは家の主役にすることだって出来ます。
日当たりの良い広縁や、思わずごろりと寝転びたくなるような畳が気持ちいい和室などは、面積が限られたファーストハウスでは、優先順位を下げられて実現が難しいもの。

雑巾がけも楽しくはかどりそうな広縁は、セカンドハウスならではの贅沢。

楽しみながら基地づくり

出来るところは自分たちで、と楽しみながら少しずつ手を入れて完成させた、アイデアいっぱいのローコスト週末住宅です。
「何とかなるんじゃない?」というコンパクトなサイズ感が絶妙です。
手入れしやすく、使いやすく、自分でコントロール可能な住処に整える、というのが週末ライフを長続きさせるコツですね。

「頑張りすぎない」が合言葉!

海を見下ろす絶好のロケーションと歴史が刻まれた既存の家の価値に敬意を払い、「頑張りすぎない」を信条に完成させたリノベーションの事例。
三棟の平屋が連なる建物の安定感がそのまま、地に足のついた暮らしぶりを映し出しているような佇まいです。

シェアしてみんなのセカンドハウスに!

古民家をリノベーションした別邸。遊びのある色使いの外観から、リラックス感が漂いますね。ホテルライクな部屋づくりから想像されるとおり、レンタルハウスとしても使われています。
シェアして補い合うスタイル、これからますます増えていきそうですね。

厳選の一点もので非日常を演出

非日常的な使い方ができる別邸を、という要望でつくられたリノベーション事例。手斧(ちょうな)で仕上げられた独特な質感をもった壁が圧巻のギャラリーのような空間は、一点ものの贅沢を味わう大人のための隠れ家です。

セカンドライフのためのセカンドハウス

セカンドライフのためのセカンドハウスの事例です。自分たちにとって必要なものを見極めることができるシニア世代のミニマルな住まいとなっています。

絶景を望める土地ではないながらも、周囲の環境に溶け込み、自然を五感で感じられるような静かな等身大の住処。息をのむような絶景を楽しむだけが自然を感じる手法ではないのだな、と改めて気づかされます。

房総VS軽井沢⁈

都心に拠点をおいている場合に、セカンドハウスの候補地としてあげられるのは、千葉や湘南エリア、また交通の便が良くなり距離が近づいた軽井沢も十分圏内に入るでしょうか。
みなさん、それぞれの土地の良さを活かしたセカンドハウスを楽しんでいるようです。

こちらは、外房のセカンドハウスの事例。全開可能な木製サッシを開けると、心地よい房総の風が家中吹き抜けていきます。
通年を過ごすことや、定住を見込んだセカンドハウスであれば、そのための住宅の基本性能を備える必要があります。

こちらの長野県佐久平の事例。終の住処として都会から居を移したご夫婦の住宅です。積雪はそれほど多くないものの、寒さが厳しい冬を快適に過ごせるよう寒冷地仕様の仕上げを施し、床暖房と薪ストーブで暖をとります。庭の菜園の作業場にも便利に使える土間は、冬には蓄熱の役割も果たします。
いかがでしたか?セカンドハウスを持つ人生、期待以上に豊かで価値がありそうです。妄想だけに終わらせず、実現できたら…最高でしょうねえ。
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