2020/06/06更新1like1896view

著者:Haruka Yamasaki

「古さ」を感じる家は、なんだか愛おしい

見たり触れたりするだけで、時の流れを感じるような「古さ」のある家。
古さを感じる家は、どこか懐かしく、なんだか愛おしいのだ。

家づくりのいいところは、自分が大切に思う古さを、家に取り入れることができること。
「これからもずっと、この古さを残していきたい」
少しでもそう思うものがある人は、ぜひこの記事を読んでほしい。

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自分にとって大切にしたい「古さ」ってなんだろう?

古さを愛おしいと感じるときって、どんなときだろう。

わたしの場合は、自分の一部のように使い込まれた、誰かが大切にしていたことがひと目でわかるような古さに出会ったときだ。

誰かとの思い出のものだったり、長い時間をかけて残ったものだったり。
人によって愛おしいと思う古さは違う。

まずは、そっと目を閉じて、自分にとってずっと残していきたい古さを、じっくりと考えてみよう。

時の流れと思い出を、大切に残しつづける家

子どもの頃からずっと住んできた家は、思い出もたくさんあるものだ。
だけど思い出の数だけ、長い年月を経て老朽化も進み、壊れていくところもでてくる。

古くなったからといって、全くの新しい家に変えてしまうのはなんだか切ない。
ならば、古さを残しつつ、新しさを取り入れた家にしてしまうのはどうだろう。

これまで住んできた“家らしさ”を残して、より住みやすく、より快適に。
これまでの思い出を大切にして、新しい思い出も家とともに残していけばいいのだ。
中古の家を、子育て中の家族が住みやすいようにつくり変えた家。
アメリカで暮らした思い出を大切にしたい住人の思いから、ヴィンテージ家具やポップなアメリカ雑貨が似合う家に生まれ変わったのだ。

家具も雑貨も使えば使うほど、家に馴染み、愛しさが増してくるだろう。
アメリカの雰囲気と、ヴィンテージ感が漂う心地よい家だ。
古い建具を修繕し、再利用した家。
家全体がアンティークな装いで、おしゃれなカフェのような雰囲気が漂う。

修繕された扉を見ているだけで、そこで暮らす人たちが丁寧な暮らしをしていることがわかるようだ。
大切に使い込まれたものを見ていると、不思議と心地よいぬくもりを感じる。
味わい深い表情のキッチン。
あえて、家全体に古材を使うことで、あたたかみを感じるやさしい空間になっている。

住めば住むほど愛着が増していくような、大切に暮らしたくなる家だ。
海好きの夫婦が購入した築40年の家。
海遊びの道具置き場や砂汚れなどを考慮して、廊下の一部を玄関から続く土間へと変えている。家を全体を見渡せば、もともとその家にあった、真壁・柱・鴨居なども隠さず見えるようなつくりに。

昔のものを残しつつ、新しいアンティーク家具や雑貨を取り入れることで、歴史を残しながら、自分たちが愛せるようにアレンジした家なのだ。

これからもずっと残していきたい、古さを愉しめる暮らしをしよう!

家でも、ものでも、住めば住むほど、使えば使うほど、味わい深く趣がでてくる。
カタチあるものいずれは壊れていく。
だからこそ、これからも大切に残していくにはどうしたらいいのか、自分たちで考えることができるのも家づくりのいいところだ。

古さを愉しむ暮らしができる人は、人やものを大切にできる人なのかもしれない。
あなたにとって、これからも残していきたい古さは何ですか?
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