2015/09/28更新0like2298view

著者:MS513

備えあれば憂いなし!家の防犯対策のいろは

家族との団欒を楽しみ、安心してくつろぐことができて財産も保管できる場所といえば家ですよね。
大切な人の笑顔と物を守るために、「防犯」にも目を向けてみませんか?

防犯の目的から対策まで簡単にまとめてみました。
家を新築されるだけでなく、既に住まわれている方もぜひ参考にして活用してくださいね。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

まずはどこから?防犯目的を明確化

防犯対策の根幹であり、最初に行う目的を「明確化」することが大切になります。
仮に目的を明確にしなかったとしたら・・・極論ですが敷地内から全部屋に至るまで防犯設備を導入することになり、そうした場合の費用は膨大で非現実と言えますよね。
だからこそ、対象となる重点場所を決定し合理的に脅威から守ることが重要になります。

思いつく限り懸念材料を書き出してみる。脅威を明確化

防犯対策の重点場所を決定できましたら、次に懸念される事案を書き出してみましょう。

例えば、敷地内を高い塀や植木などで敷地外の見通しが悪くなっているとします。
一見すると、外から敷地内を覗き見ることが困難ですので、プライバシーが守られると思われるのではないでしょうか。しかし逆を言えば、敷地内に侵入した不審者が敷地外から発見されることが困難になると言えますね。つまり、こうしたことが脅威となりえるのです。
2階以上に上るための足場となる物が置いてある、錠や窓に物理的な損壊行為に対し不安が残るといったことを書き出すことにより対策方法が見えやすくなります。

現状を確認して問題点を対処。防犯環境を明確化

懸念される事案をまとめたら現状を確認してみましょう。

「対象物」、「監視性」、「接近の制御」、「領域性」
の4点を念頭に、現段階で弱点となる部分を探していきます。

対象物とは、建物及び構成している部材。
監視性とは、居住者が自然と周囲を見渡せる環境。
接近の制御とは、オートロックのような他者が自由に出入りできない境界。
領域性とは、近所との強力関係や交流により部外者が留まりにくい雰囲気を作ることを指します。

上記でも軽く触れましたが、リスクの要因となるものを無くすことが重要となります。

防犯設備の導入検討。設備を明確化

リスク要因が明確化したところで、防犯設備の導入について見当していきます。
現在ではホームセキュリティが普及し、手軽な価格帯の商品も多く出ています。
しかし、まだ導入している住宅の数が限られているのも事実です。やはりランニングコストの問題との兼ね合いであると言えるでしょう。
設備の導入判断は前述の防犯環境と密接していますので、リスクと予算を考慮する必要があります。

防犯設備の導入。運用を明確化

最後にリスクを考慮された結果、導入に至ったとして運用方法を明確化してみましょう。
導入して終わりでなく、日頃のメンテナンスや見直しが大切になります。

例えば、防犯カメラを設置してもドアや窓に問題があれば破壊行為により侵入される懸念が残っていますね。また、防犯機器が壊れて放置していたら、万一の際に動作せず被害に遭うことが考えられます。こうした懸念材料を取り除くことで、防犯設備の能力を最大限に活かせるようになります。
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