流行のインテリアを取り入れるのも楽しいけれど、今あるものを大切に工夫しながらインテリアに活かしていく暮らしも素敵です。そんな気持ちをインテリアに反映させたのが「レトロモダンインテリア」。古いものと、新しいものの共存は、住む人らしさを感じさせる奥行きのあるインテリアを実現します。
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素朴な木の温もりがもたらすレトロ感
昭和のレトロ喫茶の雰囲気を住まいに
建具やパーツでレトロモダンを楽しむ
古いものを活かし自分らしく暮らす
古家具が主役の優しい空間
間取りで新しさを素材感で懐かしさを
リノベーションしなくてもレトロモダンに仕上げるコツ
素朴な木の温もりがもたらすレトロ感
堅く重厚感のあるオーク無垢材を取り入れた床、珪藻土を使用した壁など自然素材にこだわったナチュラル感たっぷりのダイニング。壁にオープン棚を造作し、お気に入りの器をディスプレイしています。モダンなのに、どこか懐かしさを感じさせるのは、素朴な木の温もりを空間全体から感じるからかもしれません。
昭和のレトロ喫茶の雰囲気を住まいに
昭和レトロ喫茶をテーマにした、シックなリビングダイニング。温かく優しい光を届ける丸い照明や、レトロチックなグリーンのソファや椅子が雰囲気を高めています。もとの住まいのレトロ感を上手に活かしたリノベーションで、どこか懐かしさのある可愛らしい空間に仕上がりました。
建具やパーツでレトロモダンを楽しむ
木の質感を大切にしたシンプルな住まい。建具やパーツ、照明などでレトロなテイストを盛り込み「レトロモダンインテリア」を楽しんでいます。また洗面所やトイレ、玄関には瑠璃色のタイルやステンドグラスを取り入れてクラシカルな魅力を添えています。
古いものを活かし自分らしく暮らす
「おじいちゃんの家みたいな懐かしい家に」というテーマでリノベーションされたこちらのお宅。モダンさを感じますが、建具や柱などはそのまま活かして昭和の雰囲気を醸し出しています。さらに幅広パインフローリングで素朴な風合いを出し、懐かしさを感じさせる昭和時代の扉がインテリアのアクセントになっています。
古家具が主役の優しい空間
古家具を主役にしたこだわりの住まい。住まいが先ではなく、そこに置く「家具」を先に決め、家具にマッチする空間づくりが進められました。ひとつひとつが存在感を放つ古家具に寄り添う優しい雰囲気の住まいは、初めて訪れた人にもほっとさせる魅力がありますね。
間取りで新しさを素材感で懐かしさを
玄関と洗面室の間仕切りに、レトロな雰囲気を醸し出す「すりガラス」を取り入れています。さらに、シューズボックスの取っ手や木の質感もどこか懐かしさを感じさせるものばかり。間取りや家具などは現代風にアレンジされても、木や漆喰の質感を活かした温かな雰囲気が住まい全体に懐かしさをもたらしています。
リノベーションしなくてもレトロモダンに仕上げるコツ
懐かしくて新しい普遍性が魅力のカリモク60のソファを主役にした、どこか古き良きアメリカンテイストを漂わせる男前インテリア。深いブラウンの内装と、低めの家具で落ち着きのある空間に仕上げています。すぐにリノベーションすることが難しい場合でも、家具からレトロモダンな雰囲気を生み出すことは可能です。存在感のある味わい深い家具は、部屋の雰囲気を一変するほどのパワーがあります。
懐かしいのに新しい、どこか温かみを感じさせるレトロモダンインテリア。その根底に流れるモノを大切にする気持ちは、大人だけでなく子どもにも伝えていきたいですね。古いものと新しいものを上手に合わせた「自分らしい暮らし」。あなたも目指してみませんか?