今の部屋が狭く感じるのは、家具の高さが関係しているのかも。空間を開放的に使うアイデアとして、ロースタイルインテリアが注目されています。和室に代表されるように、「床」に近い暮らしは日本人に合っているのかもしれません。
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リビングを広々と使えるロースタイル
低い家具は子育て世代にもうれしい
床から伝わるひんやり感は、ラグで解消
半地下でロースタイル
家具全体を低めに設定する
寝室にはローベッドが最適
開放感と篭り感のあるベッドルーム
リビングを広々と使えるロースタイル
ロースタイルで過ごすなら、リビングやダイニングのテーブルを低めにしてはいかがでしょうか。ソファを置かず床に座るスタイルなら、家具で空間を占めることなく広々とした印象を与えます。
低い家具は子育て世代にもうれしい
低い家具のメリットは、こんなところにも。小さな子どもは、大人が予測しない行動をしたり、家具にぶつかったりすることがよくあります。でも、家具が低ければ倒れる心配がグッと減ります。こちらのお宅のように、テーブルは角のない丸みを帯びたものを取り入れると、より安全ですね。
床から伝わるひんやり感は、ラグで解消
床座で気になるのが、床下から伝わる冷たさ。特に1階住まいや戸建てに住む方は、冬場の寒さがこたえませんか?
ぜひ、あたたかなラグを取り入れましょう。毛足が長いものはラグジュアリーな印象に、ふっくらとしたキルティングタイプは洗濯しやすく、汚れても気軽に洗えます。
最近では、リフォームの際に床暖房を設置するケースも増えているとか。ロースタイルを取り入れるなら、床暖房も検討してみましょう。
半地下でロースタイル
半地下にすることで高い天井の広々としたLDK。
2階への鉄骨階段が空間に立体感を印象付けています。床はコンクリート、壁は漆喰、天井は杉板で仕上げ。漆喰壁によっ て包み込む穴蔵のような静濁のある半地下土間空間です。
家具全体を低めに設定する
ローテーブルを設置したら、収納家具もハイタイプではなくロータイプにするのがおすすすめです。全体の家具の高さを低めに揃えることで、バランス良く開放感のある空間が生まれます。
寝室にはローベッドが最適
できるだけ広く使いたい寝室。床に近いローベッドにも人気が集まっています。ヘッドボードを含め、60㎝以下に抑えることで開放感が出ます。
開放感と篭り感のあるベッドルーム
空間いっぱいにベッドを設置しなければならない場合も、ローベッドが最適。
95センチという絶妙な高さの引き戸は、玄関から丸見えになりすぎず、中にいる時には程良い篭り感があります。
家具を低めにするだけで、空間が広々と感じられるもの。足を伸ばしたり床に座ったりする日本らしいスタイルは、どこかほっと癒される雰囲気がありますね。また、ロースタイルインテリアは、狭小住宅で空間に余裕がない場合にも有効です。ぜひ参考にしてみて。