家のなかを見渡すと、いたるところにある窓や建具。そのガラスには気泡や模様が入ったものなどいろいろな種類がありますが、特にアンティーク調のインテリアが好きな方に人気が高いのが「チェッカーガラス」です。
通称、ワッフルガラス・チェックガラス・モザイクガラスとも呼ばれ、レトロでかわいい雰囲気を演出してくれます。さっそく、チェッカーガラスを取り入れた住宅事例を見ていきましょう。
▽ 目次 (クリックでスクロールします)
既存のアルミサッシをチェッカーガラスで目隠し
ドアのアクセントに
水色でレトロ感UP
寝室の室内窓に
楽しい子供部屋
キッチンの大きな窓
玄関からのプライバシーを守る
間仕切りとして使う
エントランスの雰囲気づくりに
特別なアクセントに
バスルームでも大きめの窓で開放感を
書斎にあるチェッカーガラスの室内窓
和室にもチェッカーガラスの雰囲気を
居心地の良いカフェカウンターのように
キッチン収納には衛生的にも目隠しにも重宝
既存のアルミサッシをチェッカーガラスで目隠し
既設のアルミサッシを、チェッカーガラスの格子戸で目隠し。
このひと工夫でインテリアテイストや世界観を作り上げることができます。
ドアのアクセントに
チェック柄のガラスはそれだけでインテリアのアクセントになってくれます。ドアを全面木材にすると重厚感がでてしまう場合がありますが、半分をチェッカーガラスにすることで圧迫感を軽減しつつ、お部屋にポイントを持たせることができます。
水色でレトロ感UP
こちらも同じくドアの事例ですが、どこか懐かしさが漂う水色でさらにレトロな雰囲気が広がります。ガラスのワッフル状の模様が細かめだと、どことなく上品な仕上がりになりますね。
寝室の室内窓に
最近は、採光のことを考えて室内窓を取り入れながらインテリアのアクセントとする住まいが増えています。暗くなりがちな個室に程よく彩光を取り入れることができます。
楽しい子供部屋
デザインの異なる室内窓にチェッカーガラスを使用している子供部屋。
子どもにとってもキッチンにいる大人の気配を感じることができ、また、親にとっても家事や料理をしながら子どもの様子がそれとなるわかるため、それぞれが安心できる環境に。
キッチンの大きな窓
あまりマンションにはみられない、キッチンからバルコニーに出ることのできる掃き出し窓。チェッカーガラスの戸で、カーテンいらずで光がキッチンを満たしています。
玄関からのプライバシーを守る
帰路から家のドアを明けてこんな玄関に出迎えられたら仕事の疲れも忘れそう。玄関口で来客の視線を遮るプライバシーの役割も担います。
間仕切りとして使う
廊下とダイニングを間仕切りする壁やドアなど、広い面積にチェッカーガラスを用いている事例です。普通のガラスよりも温かみが感じられるので、優しいアンティーク感を出したい時にぴったりです。
エントランスの雰囲気づくりに
シンプルなプランでも素材の工夫を取り入れ、「木の温もりを感じられるヴィンテージ感のある空間」をコンセプトにした住まい。玄関ドアは既存のものを塗装し直し、片袖にチェッカーガラスを入れ替えることで味のあるエントランスになっています。
特別なアクセントに
寝室のチェッカーガラスをはめ込んだ引き戸。既存の内装を活かしつつ、程よいアクセントになっています。時の経過とともに味の出る天然素材を使いたい、全体のインテリアをお気に入りのカフェのようなイメージに、という思いをプランに反映し、内装は極力シンプルに。家族で棚を造ったりペイントしたりと家づくりにも参加し、素材の味と愛着を楽しめる住まいに仕上げています。
バスルームでも大きめの窓で開放感を
バスルームを庭のあるバルコニー側に設置。その間にインナーテラスを挟むことで、バスルームの窓は大きく開口をとり、チェッカーガラスを採用。自然光を浴びながら楽しめるバスタイムも素敵です。
書斎にあるチェッカーガラスの室内窓
築30年のマンションを夫念願の書斎のある住まいへとリノベーション。
玄関入ってすぐの場所に書斎を計画。窓の下段のみをチェッカーガラスにすることで、家族の目線を遮り、ちょっと集中できる一角として活用できそうです。
和室にもチェッカーガラスの雰囲気を
スケルトン状態に解体し、家族が暮らしやすい間取りへリノベーションで再構築。玄関とキッチンは木や漆喰の質感を活かした温かみのあるインテリアでまとまっています。リビングダイニングと和室の間にチェッカーガラスの間仕切りを入れることでクラシカルな雰囲気の和室が誕生しました。
居心地の良いカフェカウンターのように
淡い水色の建具がとても印象的なLDKです。ドアの隣にあるデスクスペースには建具に合わせたチェッカーガラスをはめ込んだ飾り窓を設置。なんとも居心地の良いカフェカウンターのような一角となりました。
キッチン収納には衛生的にも目隠しにも重宝
造作したキッチンの吊り戸棚は、両引き戸にしてチェッカーガラスに。ホコリや湿気の対策としてだけでなく、側からみたら程よく目隠しになり、使い手としてはなんとなくここにある、がわかるいい塩梅。
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